インドネシアより青少年ら15名を招へいし、第1の事業として東京有明医療大学で日本・インドネシア国際交流親善柔道大会を開催した。大会内容は小学生(5人戦)、中学生(3人戦)の団体戦を実施。高校生、大学生は合同練習にて柔道のスキルアップと両国の交流を深めた。 第2の事業として、次の3つのセミナーを開催した。①柔道指導講習会:怪我予防の為の受け身の仕方、礼法、柔道着のたたみ方から着方など基本的なことから投技、寝技等の講習を実施。②柔道審判講習会:日本ルールと国際ルールの違いがあるもののA級ライセンス審判員による講習及び審判実技にてスキルアップを目指した。③怪我の予防・応急処置の講習会:インドネシアから要望が多かった足首の捻挫予防と応急処置(テーピング)の講習を実施。
平成28年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1601/
- 関連する国/地域
- 日本, インドネシア
- 協力団体/協力者
- 仙石インターナショナル柔道ホール
申請団体より
インドネシアの多くの人々は、生まれ育った地域から出ることがなくその地域で一生を全うする。しかし、この事業に出会った青少年は、その地域から出て、飛行機に乗って日本に来る。このことは、その地域のビックニュースでもあるし、本人にとっても初めての経験をし、カルチャーショックを受け、見聞を広めることにつながったはずだ。本人はもとより地域の人々にとっても今までにない夢を与える事ができた。また、ある地域においては海外のスポーツ大会に出場したことにより、学校の1年間の授業料が免除になったという予期せぬ成果を上げることができた。