東南アジア音楽における伝統とコンテンポラリー、その社会との関わり方のリサーチ
「声」をテーマに、身体的なリズムや、人と人とのやりとりをもとにした楽譜を使わない音楽の創作を行う宮内が、社会と音楽のつながりが色濃く残る東南アジア諸国を巡り、芸能や儀礼に触れる。長年音楽の本来の意味や目的について考え、模索してきた表現・問いの答えを探るプロジェクト。伝統だけでなく、東南アジアのコンテンポラリーアートシーンもリサーチし、現在活動するアーティストたちと交流する中で、アジア発のアートムーブメントを協同していくような多くのつながりを得ることも目標とする。本プロジェクトでは、マレーシア(1か月)、カンボジア(10日間)、タイ(2か月)、インドネシア(3か月弱)の4か国を半年かけて巡り、滞在中多くの伝統音楽やコンテンポラリーアートに触れ、アーティストと交流を図り、それぞれの概要や現状を探る。また、滞在中それぞれの土地で、自身の声のワークショップを、数多くの現地の人たちと言葉や文化の違いを超えて実践する。
- 主な活動地
- マレーシア:クアラルンプール カンボジア:プノンペン タイ:バンコク、チェンマイ インドネシア:ウブド、ジョグジャカルタ
- 受入機関/協力者
- Amrita Performing Arts
- アナン・ナルコン