2年ごとに世界各地で開催される世界湖沼会議の第16回会合(11月インドネシア・バリ島で開催)にあわせて、日本で環境学習活動を行っている小学生と指導者を滋賀県の委託事業による参加者を含め15名の派遣を行った。 スバックの水路でのフィールドワークのほか、現地の小学校を訪問し、環境学習に関する活動紹介や交流会を行ったほか、世界湖沼会議の開会式に参加し「子ども宣言」を行い、また、インドネシア全土の小中学生を集めた環境に関する“Kids Lake Forum”に参加した。 国や環境が違っても、同年代の子どもたちがゴミ等の環境問題に同様に取り組んでいることを知り、次代を担う子どもたちの環境意識の向上に役立った。
- 関連する国/地域
- インドネシア
申請団体より
参加児童たちは日頃の活動や事前学習により環境への関心を高めてきており、日本とは異なる環境の中で活動を行う子供たちとの交流を行う中で、自分の言葉でしっかりと意見を表明できるようになった。今後は、子どもたちが交流で学んだことを広くみんなに伝えることの大切さを意識して行動できるように望んでいる。 環境活動における未来のリーダーとなるべき人材を育成することを目標に広く様々な人々と交流を行っており、今後もこのような交流のために派遣する事業を展開していきたい。 今回、助成を受けることにより、世界湖沼会議への参加を、滋賀県だけでなく近畿府県の子どもにまで広げることができ、お互いに刺激を受け合うことで積極的な行動が行えた。