青尾 謙|Ken Aoo

  • 公益財団法人 助成財団センター 参与
  • 日本
    • 市民交流
  • アジア・フェローシップ
  • 平成29 (2017) 年度フェロー
活動期間
2017/12/20 - 2018/01/30
活動国・地域
シンガポール, インドネシア, タイ

アジア共通の社会課題解決に向けた市民社会の役割-次世代リーダー協働のためのネットワーク形成

アジア各国では経済成長が続く一方、格差や高齢化等の課題の深刻化が進んでいる。それに伴い、政府や企業ではカバーしきれない領域が拡大し、市民社会や社会的企業を含むソーシャルセクターの役割に対する期待が高まっている。東南アジアと日本の市民社会団体(財団・NPO/NGO等)の間には、1990年代頃を頂点として、交流のネットワークが数多く存在し、日本からも多くの人物が中心的な役割を果たしてきた。しかし近年では、アジアにおける日本の存在感が薄れている、と感じる。 本プロジェクトでは、シンガポール・インドネシア・タイの3か国にて、当地のソーシャルセクターの現状ならびに、今後の日本を含めた交流・協働の可能性を探るための調査を行う。また渡航前後には、日本において国際交流・国際協力に関わる組織の担当者と意見交換の機会も設ける。 日本とアジア各国間のネットワークの質的・量的な「結び直し」、そして日本を含む各国ソーシャルセクターのキーパーソンが互いの状況を知り、自国のセクターを取り巻く制度や支援の仕組み作りを模索することは、今後の急務である。それは従来の日本からアジアに対する「支援」に代わる、アジアとの新たな付き合い方を見出すことに繋がる。

主な活動地
シンガポール、インドネシア:ジャカルタ、ジョグジャカルタ、タイ:チェンマイ
受入機関/協力者
Lien Centre for Social Innovation, Sigapore Management University
The Ford Foundation Jakarta Office
ChangeFusion
活動報告書
アジア共通の社会課題解決に向けた市民社会の役割(1955KB)

関連するフェロー

申請国

武田 力

藤岡 朝子

横山 義志

柿塚 拓真

小川 希

伊藤 剛

活動国・地域

カレイラ 松崎 順子

ガルディカ・ギギー・プラディプタ

インドラ・メヌス

ひらの りょう

清水 美帆

向山 昌利