ワンス・アポン・ア・タイム

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
令和元 (2019) 年度
助成額
JPY 1,541,997
活動国・地域
インドネシア, 日本

Théâtre MUIBOとBandung Performing Arts Forumの『ワンス・アポン・ア・タイム』の2年目。 それぞれの国や都市、土地が持つ文化や歴史に対する相互理解をもとに舞台作品を創作、上演を目的とする。お互いに日本とインドネシアへ赴き、リサーチやショーケースを繰り返し行い、上演作品の土台を作っていく。リサーチの軸として、それぞれの土地を体感し理解を深めるとともに、インドネシアと日本に残る昔話や伝説を知ることから始め、最終的には作品のモチーフにインドネシアの作家エカ・クルニアワン氏の小説『美は傷―混血の娼婦デウィ・アユ一族の悲劇』を選び、創作活動を行った。 集大成として、東京、バンドン、ジャカルタでの上演を予定していたが、新型コロナウイルスの世界的感染拡大により、クリエイションのほぼ全過程と全ての公演を中止せざるを得なかった。

平成30年度採択事業 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1809/

関連する国/地域
日本, インドネシア
協力団体/協力者
Bandung Performing Arts Forum (BPAF)

申請団体より

創造活動において、複数年に渡り継続できることの重要性を強く感じた。継続できることにより、調査や議論をより深く重ねることもでき、彩りに満ちた複雑な創造性を生み出すことができる。今回、集大成としての公演は叶わなかったが、今後、BPAFとMUIBOが来日・公演中止直前まで準備・稽古したものを作品にし、上演する機会を持とうと思う。またその際には、この世界の状況の変化をバンドンと東京からつぶさに見つめ、作品に昇華したい。インドネシア、東京での上演はアジアセンターの助成なしには実現が難しい。その国際的な文化芸術活動に対する強固な助けに心から感謝している。

関連する事業

申請団体

バンドン・東京 〜二都市から浮き上がるアジア都市の未来〜

活動国・地域

JIWA: Jakarta Biennale 2017

栗コーダー&フレンズ アジア6カ国 ミュージック&アート共同制作プロジェクト

若者から見たASEANと日本の将来

東南アジアとの民主主義対話とアジア言論人会議

Jejak-旅Tabi Exchange Wandering Asian Contemporary Performance

Indonesia Dramatic Reading Festival – Asian Playwrights Meeting 2019

活動分野

フィリピン、インドネシアの先住民族青少年を対象とした環境問題をテーマとした演劇ワークショップによる交流事業

ろう者と協同する人形劇団、ラオス×日本の共同ワークショップ プロジェクト

マレーシア・シンガポール・ベトナム・タイ・インドネシアとの舞台芸術の国際共同制作事業

瀬戸内国際芸術祭2016「瀬戸内アジア村」

Creators’ Cradle Circuit Work In Progress 2019-2020:アジアの次世代のための越境型移動舞台芸術祭を作る方法

アジア、女性、舞台芸術をめぐるプラットホームの持続化と発展

協力団体

バンドン・東京 〜二都市から浮き上がるアジア都市の未来〜