ニブロール『リアルリアリティ』アジアツアー

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 3,662,527
活動国・地域
インドネシア, ベトナム

2013年から約2年の歳月をかけて、日本各地にてリサーチおよび滞在制作をきっかけに本作を制作、2016年1月にベトナム(青年劇場)とインドネシア(スラカルタ文化会館)で公演した。
今回の制作においても、地域のクリエーターやアーティストを対象としたクリエーション・WSを実施、80名を超える参加者と共に上演。各地域の住民とのつながりや対話を重視し住む人々の「実感」を掘り下げ、作品に反映した。また。ゴミの最終処分場等から集めた日常生活を感じさせる家具等を舞台セットにし、そこにあった生活、文化や価値観、歴史等を、日本の美術と現地の美術を組み合わせることで、お互いの生活を通じて得られる「リアリティ」の相互理解を促進した。

事業関連ウェブサイト(インドネシア ソロスラカルタ公演) http://www.nibroll.com/realreality_solo.html 事業関連ウェブサイト(ベトナム ハノイ公演) http://www.nibroll.com/realreality_hanoi.html

関連する国/地域
日本, インドネシア, ベトナム

申請団体より

作品のクリエーションを通じて、現地スタッフやダンサーとの協働を行うことで、深い交流と相互理解の場になったとともに、技術や創作方法を伝え、現地ダンサー、スタッフの育成に貢献した。特に、インドネシア・ソロにおけるダンスシーンと日本のコンテンポラリーダンスシーンの新たな出会いを創出した。また、来年以降の日本でのプロジェクト参加についての計画が立ち上がるなど、持続的な交流の基となっている。
本作の持つ「リアリティ」への問いかけは、インドネシアやベトナムの観客に対しても深く鋭く突き付けられ、現代社会への問題意識を共有するに至った。

関連する事業

申請団体

ダンス イン アジア 2019 〜ダンスラボトリープロジェクト イン インドネシア

活動国・地域

Asian Dramaturgs’ Network 2018 Satellite Meetings

東南アジアとの民主主義対話とアジア言論人会議

AUN J クラシック・オーケストラ“ONE ASIA Joint Concert 2015”

ワンス・アポン・ア・タイム

山形ドキュメンタリー道場3

フィリピン、インドネシアの先住民族青少年を対象とした環境問題をテーマとした演劇ワークショップによる交流事業

活動分野

Jejak-旅Tabi Exchange: Wandering Asian Contemporary Performance

北村明子 アジア共同制作第2弾 『Cross Transit 最終章』

ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017

ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017

カンボジア・日本 共同 舞踊文化公演~2017

Vientiane Performing Arts Festival 2016