ダンス イン アジア 2019 〜ダンスラボトリープロジェクト イン インドネシア

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成30 (2018) 年度
助成額
JPY 2,854,993
活動国・地域
日本, インドネシア, マレーシア

アジアにおけるこれからの舞台芸術をテーマに、オフ・ニブロールが主催となり2009年より定期的にアジアの国々で行っている「Dance in ASIA」。これまで数多くの参加者とともにアジア10都市で共同制作やディスカッションなどを行い、国際交流を通じて、新たな表現の模索、アーティストによるプラットフォームの形成や若手の育成などを目的として活動を行っている。今回はメラティ・スルヨダルモ(インドネシア)、JS・ウォン(マレーシア)、世紀當代舞團(台湾)が参加し、それぞれの国での作品制作、リハーサルを経て、インドネシアのソロにて公演を行った。また、それと並行して、各国から募った若手振付家、美術家、音楽家、ダンサー、俳優などのオーディション、作品制作、監修を行い、若手芸術家を対象としたワークショップ、ディスカッションも実施。最終的には総勢30名あまりの参加者による3日間15演目の公演となった。

関連する国/地域
日本, インドネシア, マレーシア, 台湾
協力団体/協力者
Melati Suryodarmo
JS Wong
Shu-Fen Yao

申請団体より

今回の事業はこれまで以上に数多くの参加者と交流を深めることができた。とくに各国のこれからを担う若手のアーティストたちとワークショップやディスカッションを行い、それぞれの国のアーティストが抱える問題などを共有できたことは、アジアにおけるこれからの舞台芸術を考えるうえで大きな経験になった。アーティストたちが自ら表現の場を作り、交流し、発信していくことによって生み出される新たな可能性を感じることもでき、国際交流の新たなモデルケースを構築することができた。今後とも新たな国の参加アーティストを求めながら、舞台芸術がもつ可能性について考えていきたい。

関連する事業

活動国・地域

Asia City Pop Network Research Trip

日本とインドネシア・アチェの被災地間協働によるコミュニティアート事業

DigiCon6 ASIA

アセアンに於ける多文化交流を観光振興により実現する為の縦断的・横断的研究

Multitude of Peer Gynts – an Inter-Asian (Indonesia, Japan, Vietnam and Sri Lanka) Theater Collaboration

結城座×ベトナム青年劇場 2015日越国際共同制作 『野鴨中毒』

活動分野

瀬戸内国際芸術祭2016「瀬戸内アジア村」

Contemporary Asian Masks:Reconfiguration and Transformation

International Co-production – RE/PLAY DANCE Edit.

ニブロール『リアルリアリティ』アジアツアー

”What Price Your Dance” – A Lecture Performance on Dance, Work and Money

ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017