アチェ地震に対する災害対応技術支援及びクライシスマッピングの展開

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成28 (2016) 年度
助成額
JPY 923,431
活動国・地域
インドネシア

渡航直前の12月7日にインドネシア・スマトラ島アチェ州ピディエ・ジャヤにてマグニチュード6.5の直下型地震が発生したため、現地の状況に即した形の被災地支援活動へと事業内容を切り替えた。
クライシスマッピング:当初、災害についての資料の利活用を促し、将来の減災。防災に資することを目的に、日本、インドネシアでのワークショップを企画。地図による災害支援活動を開始し、被災地の地図作成及びパノラマ写真撮影(12,000枚)、ドローン空撮を実施。
避難所ワークショップ:避難所に避難中の児童を対象に、防災と心のケアワークショップを開催。防災ワークショップは、地震発生時の3つの避難行動を歌で教えた。また、心のケアとして今の心境を絵でまとめるワークショップも実施。

関連する国/地域
日本, インドネシア

申請団体より

本来、アチェ津波に関するアーカイブ制作と、地元住民の防災コミュニティの形成に関する活用をする予定であった。しかし、渡航直前の12月7日に、アチェ州にて地震が発生したため、災害支援に活動内容を切り替えた。支援内容は、現地への生活物資の提供、災害状況を把握するための地図作成(クライシスマッピング)、今後の余震に備えた防災ワークショップを開催した。
本来の計画通りの活動が展開できなかったが、この震災に対して、迅速に対応できたことは、組織として評価できると考えている。本助成を受けたことで、災害対応ができる組織へと活動の幅を広げることができたのは、意義のあることであった。

関連する事業

活動国・地域

Measuring Social Enterprise Research Exchange and Learning in Asia (MSE-REAL)

Multitude of Peer Gynts – an Inter-Asian (Indonesia, Japan, Vietnam and Sri Lanka) Theater Collaboration

アジアでのアール・ブリュット作品調査及び専門家交流事業

Community Art Project in Afflicted Areas of Tsunami – Japan and Aceh –

若者から見たASEANと日本の将来

ニブロール『リアルリアリティ』アジアツアー

活動分野

第3回アジア・太平洋水サミット開催準備および当日運営

2020世界災害語り継ぎフォーラム(2020テルネットフォーラム)

フィリピン、インドネシア、日本の青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業

木質フォーラム in The Philippines

フィリピン、インドネシア、日本の青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業

Developing sustainable and resilient communities in the midst of climate change