アーティスト・イン・レジデンス事業人材育成キャンプ&フォーラム アジア AIR CAMP 2017 in 陸前高田「生活と創造」

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成29 (2017) 年度
助成額
JPY 2,006,228
活動国・地域
日本

アーティスト・イン・レジデンス(AIR)をテーマに全国から集った参加者が講師とともに思考し、多様な実践のあり方を探る、2泊3日の合宿型ワークショップ。3年目となる「AIR CAMP 2017」は、これまで開催してきた北海道・札幌を飛び出し、「生活と創造」というテーマで陸前高田にて開催。東日本大震災から6年を経て、目まぐるしく変化してきた陸前高田において、今一度、AIRの原点と言える「芸術活動を行いながら、どのように生活を創るか」ということについて考察した。陸前高田に暮らす人々の心の復興を目的に立ち上げられた「陸前高田AIR」、民主化以降著しく経済的・社会的発展を遂げる東南アジアにおけるアート・コレクティブなど、様々な地域において、それぞれの視点で取り組むプロジェクトを取り上げ、講師を招いた。AIRにおける「生活と創造」の可能性、地域との関係性、地域の生活から生まれる創造の可能性について意見交換を行った。

平成28年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/cc1648/
平成27年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/cc1530/
平成26年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1433/

(c) S-AIR
関連する国/地域
日本, インドネシア, タイ, 英国
協力団体/協力者
なつかしい未来創造株式会社
AIR Network Japan

申請団体より

現地の人、学生、国内外のレジデンス関係者、アート関係以外の職種の人など、多様なバックグラウンドを持つ人が集まり、密な交流を行うことができた。合宿形式の本ワークショップでは、実際に参加者がレジデントとなることにより、アーティストが体験することを追体験し、他団体による運営を学ぶこともできる。また、参加者同士で体験をもとにした具体的な意見交換をできるため、学びの効果が高まった。参加者の中には、AIR CAMP終了後に他の参加者の活動拠点を訪れてリサーチを行ったり、講師と一緒に他の地域へリサーチに行くなど、ここでできたネットワークからさらに発展が見られた。3年計画で事業を行うことにより、他地域のAIR団体と連携し、他地域で開催するプログラムを実現できた。二度目の参加となる参加者もおり、新たなネットワーク形成の場、人材育成の場として、確かな実績を残すことができた。

関連する事業

申請団体

アーティスト・イン・レジデンス事業人材育成キャンプ&フォーラム アジア 「AIR CAMP 2016」

「アーティスト・イン・レジデンス事業人材育成キャンプ&フォーラム アジア」

活動国・地域

日本・インドネシア共同制作ドラマ 『桜に願いを』

Asian Dramaturgs’ Network 2018 Satellite Meetings

The Tale of Two Countries: The Future of Urban Kampung and Cityness

小池博史ブリッジプロジェクト 汎アジア計画 『戦いは終わった-マハーバーラタより』タイ制作・タイ&東京公演ツアー

アジアにおけるインターネット・フレンドシップ校交流事業

範宙遊泳×The Necessary Stage 滞在制作・公演(シンガポール/東京)

活動分野

アジアでのアール・ブリュット作品調査及び専門家交流事業

Month of Art Practice – an annual art exchange and learning platform

Manila, Tokyo, FESTIVAL OF THE RECENTLY POSSIBLE 2019: Towards an Asian Network of Digital Art & Sound

東京藝術大学シルクロード特別企画展

A Photography Workshop for Young Timorese Photographers

ヨコハマ・パラトリエンナーレ2017