Tokyo Docs 2015を10月25日~28日の4日間の日程で開催。初日は「アジアデー」として、日本とアジアの製作者によるパネルディスカッションや企画検討会を行った。2014年のTokyo Docsから準備を始め、2015年にNHK BS1で放送された国際共同製作プロジェクト「Colors of Asia 2015」の製作者によるディスカッションのほか、2016年の完成に向けて4本の企画を日本・アジア国際共同製作企画として選考した。2日目以降は、欧米、アジアから招聘したディシジョン・メーカーらを前に、国内19組、アジア5組の企画提案者によるピッチング・セッションや、海外ゲストを講師としたワークショップなどを行った。個別ミーティングでは、3日間で200件近いミーティングが持たれ、多くの企画が国際共同製作に向け歩みだした。またTokyo Docs開催後には、主要な海外ドキュメンタリー祭にASEAN諸国と日本のプロデューサーを派遣した。
平成28年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1652/
平成29年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1748/
令和元年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1930/
令和2年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc2006/
- 関連する国/地域
- 日本, フィリピン, インドネシア, マレーシア, タイ, ベトナム, カンボジア, ラオス, インド, 韓国, 中国, 台湾 etc.
- 協力団体/協力者
- 一般社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟
申請団体より
参加延べ人数を比較すると、海外での広報活動やSNSなどを通して徐々に国内外へ情報が広がったことを実感した。Tokyo Docs 2015では、参加延べ人数1,305名を数えた。とりわけ「アジアデー」においては、ASEANを始めとしたアジア地域の製作者との連携が促進され、国際共同製作の利点を生かした海外展開力、コンテンツの多様性を生み出す環境が醸成されるなど、貴基金の助成を活用して大きな成果をあげることができた。 また、期間中に提案された35企画のうち、24企画が国際共同製作に向けた交渉をスタートさせた。その一方で、さらなる企画の充実を求める意見も海外ディシジョン・メーカーから届いており、次回開催に向けて、一層の企画充実に向けた新たな取り組みを早急に検討することが課題となった。