Tokyo Docs 2017

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成29 (2017) 年度
助成額
JPY 6,665,952
活動国・地域
日本

Tokyo Docsは、日本、ASEAN、その他アジアの映像製作者に、国際共同製作のためのドキュメンタリー企画を提案する機会を提供し、その実現を支援している。
7回目となる今回は11月5日から4日間の会期で開催、初日をアジアデーとして、アジアの製作者によるピッチング・セッション(公開企画提案会議)や、各国の製作者同士の交流促進などのためのセッションを行った。ピッチング・セッションでは、NHK BS1での放送を目指し、Colors of Asiaシリーズの新作として、「未来をつかめ!子供たち」をテーマに企画を募集し、集まった30本の中から8企画を提案した。このうち3企画は、日本の製作者と組んで、放送に向けて制作が進んだ。
2日目からは、日本の製作者を中心にピッチング・セッションや個別ミーティングなど、国際共同製作成立に向けたプログラムを実施したほか、ドキュメンタリーの裾野を広げるととともに完成作品の国際展開の可能性を追求するための新たな取り組みとして、ショート・ドキュメンタリー・ショーケースを行った。

平成27年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1519/
平成28年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1652/
令和元年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1930/
令和 2年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc2006/

関連する国/地域
日本, シンガポール, フィリピン, インドネシア, マレーシア, タイ, ベトナム, ミャンマー
協力団体/協力者
一般社団法人 全日本テレビ番組製作社連盟

申請団体より

Tokyo Docs 2017の成果などを総括すると、以下の5点に集約される。 ①企画の充実などディシジョン・メーカーによる評価は今年も高かった。 ②ヨーロッパの公共放送の力が低下しつつある一方でアジア勢の台頭が実感された。 ③内外の動画配信サイトの存在感が大きくなった。 ④ショート・ドキュメンタリー・ショーケースが予想以上の成果をあげた。 ⑤Colors of Asiaに好企画が集まりピッチング・セッションが充実した。 貴基金の助成は、Tokyo Docsを運営するうえで貴重なご支援であり、お陰様で2011年のスタート以来、継続開催し成果を上げることができたと考える。今後も、国際相互理解の促進に寄与するために、ドキュメンタリーの国際共同製作を中核に据えて、企画の充実、優れた人材の育成を課題に取り組んでいきたい。

関連する事業

申請団体

Tokyo Docs 2016

Tokyo Docs 2015

活動国・地域

インド・太平洋時代のアジア新秩序:日本・ASEAN・オーストラリア・インドにおけるアジア研究の知的協働

栗コーダー&フレンズ アジア6カ国 ミュージック&アート 共同制作プロジェクト

栗コーダー&フレンズ アジア6カ国 ミュージック&アート 共同制作プロジェクト

SCENE/ASIA アジアの観客空間をつくる

アジアでのアール・ブリュット作品調査及び専門家交流事業

東京藝術大学シルクロード特別企画展

活動分野

日本ラオス外交樹立60周年記念 映画プロジェクト

Tokyo Docs 2019

Manila, Tokyo, FESTIVAL OF THE RECENTLY POSSIBLE 2019: Towards an Asian Network of Digital Art & Sound

アジア爆音映画祭 ASIAN BAKUON FILM FESTIVAL

4th SEAFIC Southeast Asia Fiction Film Lab program, sessions 3 (2020-2021)

Wathann Film Festival ♯5

協力団体

東京ドラマアウォード2015

Tokyo Docs 2019

Tokyo Docs 2015

Tokyo Docs 2016

Tokyo Docs 2020