カンボジアの小学校では理科の授業がなく、また中学校でも道具がないため実験ができず、理系人材の育成が課題となっている。そこで、日本人大学生10名とカンボジア人大学生9名が協働し、農村部でも手に入る物を利用し、かつ電気・水道・ガスがなくても行うことができる実験内容を考案。実際に現地の小学校3カ所で実験教室を開催した。延べ250名が参加し、想定以上の反響を得ることができた。 継続的に実験教室が開催できる状態を目指して、現地の小学校の教員向けに実験内容をパッケージにし、カンボジア語でマニュアルを作成。各学校と教育局に配布した。
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