Building A Network Between Experimental Noise Scenes in South East Asia and Japan
5年間にわたるインドネシアにおける実験的ノイズ音楽シーンの調査をふまえつつ、調査範囲を拡大したいと考えた。調査国について、日本は、多くの東南アジアの実験ノイズ・ミュージシャンが影響を受けているため、またその他フィリピン、マレーシア、シンガポール、タイでは、「ミュージックシーン」- ミュージシャン、レコード、レーベル、メディア、オーガナイザーのすべてが相互に関連し合っているという意味 -があるため調査国として選んだ。 本プロジェクトでは各国の実験的ノイズ音楽シーンにおけるネットワーク構築のため、それらの関係性のルーツと歴史を調査する。また期間中各地で演奏し、各地のノイズミュージシャンがどのようにイベントをオーガナイズしているかを学ぶ。 各国のノイズ音楽シーンの関連性やその背景、及び現状ついて洞察を試み、ノイズミュージシャンとのネットワークを拡大し緊密にする可能性についても探る。
- 主な活動地
- フィリピン:マニラ マレーシア:クアラルンプール シンガポール タイ:バンコク 日本:東京
- 受入機関/協力者
- Franchesca Casauay (WSK: Festival of the Recently Possible フェスティバルマネージャー)
- Azief Khalliq (Teenage Head Records)
- Rahmen Amzah (Eshan Records 共同ディレクター)
- Arkat Vinyapiroath (Moontone Records オーナー)
- Cal Lyall (音楽家/Test Tone 芸術監督)