国境を越えた移動が困難なコロナ禍であっても、ASEAN諸国及び日本の社会起業家がアイディアを交換し合い、社会課題の解決に向けて互いを高めあえるようにするために、オンライン上で起業家の国際交流を目的とするセミナー。さらに、ビジネスプランを相互評価し、起業家がより現実的かつ説得力のあるビジネスプランを作成できるようになる事を目標とした。 またウエビナーでは、国内外で活躍する起業家などをゲストとして招待し、ビジネスプランを評価し、相互の学びの機会とした。起業家同士のディスカッションを行い、コロナ禍にあっても、きびしい状況におかれている女性、こども、難民の人々と共に歩む道を選択し、前向きに事業を続けるASEANの起業家たちの生の声を日本や世界から集まった人々に届けることができた。
- 協力団体/協力者
- Azalea Ayuningtyas Sudibyo
- Yin Yin Phyu
- 米倉誠一郎
申請団体より
終わりの見えない新型コロナウイルス感染症との戦いの中で、今、最も重要なことは、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受け、さらに厳しい状況に置かれている人々と共に歩むために、アジアの社会起業家が今まで以上に交流を深め、ビジネスアイディアを共有し、社会課題解決に取り組むことだと考えた。コロナ禍だからこそ、どこにいても参加することが出来るウェビナーを開催し、日本とASEAN諸国の社会起業家の交流の機会を設け、社会起業家の発掘・育成を行うことが大切であると考え実施した。参加者からは、「国は違ってもみんな一つの方向に向かっているのだなと感じた」「わたしたちは未来しか見ない、という言葉が印象的だった」など、ASEANの起業家の持つ熱意や先に向かう力に勇気付けられたとの感想が多く聞かれた。