壊れた時間のバラタ〜Mahabharata~ 全篇の短編映像を作る

  • アジア・市民交流助成
採択年度
令和2 (2020) 年度
助成額
JPY1,326,050
活動国・地域
オンライン

小池博史演出の「完全版マハーバーラタ」が延期になったことで、視点を変え、可能性を求めて制作した映像作品である。在日本の出演者とスタッフ、来日予定だったASEANの出演者、制作会社が作成に関わり、写真、アニメ、新たに制作する映像、以前の舞台映像、新音楽を縦横に組み込んだ30分の映像作品であり、公開は3月を予定。
完成した映像は東京で上映会を行い、インターネット上で世界の人々に向けて発信する。「マハーバーラタ」の認知度を全世界に向けて高める。小池博史の初映像監督作品である。

関連する国/地域
日本, インドネシア, マレーシア, タイ
協力団体/協力者
小池博史ブリッジプロジェクト
下町兄弟
ARS マネジメント

申請団体より

コロナウイルスがパンデミックとなり、文化芸術活動を今まで通り行うことが難しくなった状況で、国内と国外のアーティストが協力して映像作品を創作し、移動を伴わない国際交流が実現できた。オンラインツールを活用し、出演者やスタッフの関係が強化され、2021年8月に公演を予定している「完全版マハーバーラタ」へ向けてステップアップができた。
2021年2月21日に「壊れた時間のバラタ」のオンラインシンポジウムを行う。Asian Cultural Councilから助成を受けて実施する。作品に参加したインドネシア、マレーシア、タイと日本のアーティストがコロナ禍で経験したこととアジアの芸術文化の状況について語る。アジアと日本で活動しているアーティストが現場でのリアルな状況を語り、理解を深め、コロナ後の活動について考える時間となることを期待する。

関連する事業

活動国・地域

ウェビナー「ウィズコロナの時代を切り開く社会起業家の在り方」

国際ボランティア第1回アジア・オンライン・サミット

第2回ミーシャ多文化芸術祭「一緒ならできる! Together In Harmony」

アジアにおけるエクスプレッシブダンスプロジェクト

コロナ禍を乗り越えるための日本とインドネシアのオンライン“ボーダーレス”映画祭

現在の東南アジアで生きる性的マイノリティのアーティストによる映像作品の配信およびトークや交流

活動分野

インドネシア ペーパームーン・パペット・シアター レジデンス&新作公演

テラジア―隔離の時代を旅する演劇―

ストアハウスコレクション - タイ週間Vol.3 -

「東遊-あるいはあの日の恩情」日本公演

マーク・テ『Baling』を通して歴史との向き合い方を考える/上演+レクチャー+リサーチプロジェクト

ネクストジェネレーション・イン・アジア 児童青少年演劇次世代計画プログラム