アジアにはユースの力が必要だ!7カ国の仲間とアジアの未来会議

  • アジア・市民交流助成
採択年度
令和3 (2021) 年度
助成額
JPY 360,723
活動国・地域
オンライン

I See Your Engagement Asia —アジアにはユースの力が必要だ!7カ国の仲間とアジアの未来会議— は2020年の新型コロナウイルスの世界的感染拡大に伴い、ICYEネットワークが継続的に行ってきた国際ボランティアを通した異文化理解・国際理解教育が困難に陥った際に、ICYEベトナムとICYEジャパンの共催によって同年8月に1回目を行ったオンラインプログラムの5回目である。今回は、アジア地域全7カ国のパートナーでプログラム運営を行い、合計35名の参加者が集った。
「アジアにおいての青年の国際理解を深め、アジアとしての繋がりを深める」、「多様なバックグラウンドを持った若者が、国際的な社会問題についてディスカッションを行うことで、立場の違いを超えて共通の課題について考える」という機会を提供する、ICYEネットワークに所属する青年教育団体が主催するオンラインプログラムである。


事業関連ウェブページ https://www.icye-japan.com/event/3240/

申請団体より

これまで、リソース不足から、アジア地域内の2つ、多くても3カ国で共同プログラムを行うことが限界であったが、今回助成を受けることで、7カ国共同でオンラインプログラムを開催することができた。7カ国から同時に青年が集うことができる場を作り、各グループのナショナリティの多様性を豊かにすることができた。
国際な学びの機会や異文化理解に関心の高い参加者や、自身のコミュニティにおいてもすでに様々な活動のリーダー的存在である参加者が多く、3名のパネリストによる講演、特にリーダーシップについての講演に関しては、のちのフィードバックでも評価が高く、プログラム中も競い合うように質問が出た。
このオンラインプログラムで得た経験をそれぞれのコミュニティに持ち帰り、変化を起こす次世代の当事者として参加者の皆さんには活躍してほしい。また実際に現地に赴き、五感で異文化を感じることは、今回オンラインで得た学びを裏付ける体験となる。新型コロナウイルスの影響はまだまだ続くが、近い将来、オンラインで得た学びを実際の異文化の中での活動に活かすことができるよう、より学びの定着の測れる交換事業の環境整備を行っていく。

関連する事業

活動国・地域

アジアン・フィルム・ジョイント

IAFT 20≠21 ONLINE

現在の東南アジアで生きる性的マイノリティのアーティストによる映像作品の配信およびトークや交流

国際ボランティア第1回アジア・オンライン・サミット

川崎フロンターレ ドリームチームセレクション

ミャンマーと日本の若者が共に学び考える「農業の現状と持続可能な食糧生産」アクションプラン

活動分野

日本とベトナムとの交流事業

東アジアにおける薬物依存回復支援者養成システムの構築

日本インドネシア民主主義会議

アジアにおける気候変動・防災問題に関する国際シンポジウム開催と経験交流

多様な人々が参加するレジリエントな復興をめざして:世界津波の日制定記念シンポジウム