ミャンマーと日本の学生会議。東京(3日間)・ヤンゴン(7日間)で両国の社会課題や文化を学び、議論を行うことで、多角的に物事を捉える力やチャレンジ精神等を育てることが目的。2018年度は「Seeking New Values」というテーマの下、1. 社会課題(Education、Environment、Social Inclusion)、2. 文化交流、3. セルフブランディングという3種類のコンテンツを実施した。「1. 社会課題」では、分科会ごとに、各課題に取り組む企業やNPO/NGOを訪問。「2. 文化交流」 では、両国の文化発表や、街中でのファッションに関する意識調査。「3. セルフブランディング」 では、チームビルディング研修などを実施した。参加者は3つの方法でこれらの成果発表を行った。1つはヤンゴンで実施するパブリックイベントにて、現地学生に向けて行ったプレゼンテーション。2つ目は、同イベントにて、参加者個人が撮影した写真展示。3つ目は、特設Webサイトに参加者が執筆した記事を掲載し、社会に向けて広く発信した。
2019年 特設サイト https://tennsinnryo111.wixsite.com/idfc2019 平成26年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/pp1412/ 平成27年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/pp1555/ 平成28年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/pp1636/
- 関連する国/地域
- 日本, ミャンマー
- 協力団体/協力者
- 根本 敬 (上智大学総合グローバル学部 教授)
- 松田 正彦 (立命館大学国際関係学部 教授)
- Myo Than Tun ( Business Institute Yangon & Impact Institute )
- 佐藤 華子 (日本ミャンマーメディア文化協会)
- Emily De ( National Education Programme Officer, UNESCO Yangon office )
申請団体より
例年、ミャンマーのみで開催していたが、2018年度は、日本とミャンマーの両国で学生会議を実施した。参加者は両国の社会課題を学んで議論すると同時に、自己理解・他者理解を深めることができ、結果として両国の関係を草の根のレベルから深めることができた。両国開催の成果が2点ある。1点目は、全ての参加者が、他国を知ると同時に自国を見つめ直す機会を得たことで、より多角的な視野を養い、「先進国の日本」「新興国のミャンマー」という表面的なラベルの奥にある本質を追求する姿勢を身につけることができた。2点目は、日本とミャンマーのプラットフォームの強化である。日本では”Myanmar-Japan Friendship Night”、ミャンマーでは”Networking Dinner”という交流イベントを開催することができ、弊団体のOB・OGや協賛企業・後援団体の方々だけでなく、両国で活躍する社会人や学生との交流を通じて、ネットワークを強化・拡大することができた。