(1)インドネシア並びにフィリピンでの強化試合並びに合同練習及び野球キャラバン(用具寄付含む)11月12日~24日にかけてインドネシア(ジャカルタ,バリ)及びフィリピンで実施。主に二つのセクションで実施し、ナショナルチーム等との強化試合並びに合同練習の実施が一つ、そしてもう一つがインドネシア及びフィリピンでの小、中、高、提携大学への野球教室と、公営広場にいる子どもたちに声をかけ野球遊びをする突撃野球キャラバンを実施した。野球の試合のみならず、野球教室でのレベル向上及び野球普及を含めた内容となっている。
(2)インドネシアでのASEAN諸国野球指導者養成プログラム
8月3日~11日にかけてインドネシアで実施。日本、インドネシア、フィリピン、ベトナム、ブルネイ、スリランカ計6ヵ国から野球指導候補者が集まり、日本式野球の基礎知識、ルール、野球における体のつくり方や動かし方等を、実戦形式も含めながら実施した。特徴として、野球の指導方法等のみならず、NSCAジャパンによるストレングス&コンディショニング講座を毎日実施したこと、また、日誌を記入させる等、母国に帰ってからも実践ができるよう、今後の継続を見据えたプログラムとなっている。
平成30年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1819/
- 関連する国/地域
- 日本, フィリピン, インドネシア, ベトナム, ブルネイ, スリランカ
- 協力団体/協力者
- インドネシア国家青年スポーツ省
- インドネシアアマチュア野球連盟
- (財) BICインドネシア
- フィリピン代表野球ナショナルチーム
- スリランカ アマチュア野球&ソフトボール連盟 技術委員長 SIRIGAMPOLAGE SUJEEWA JAYANTHA WIJAYANAYAKE
- 日越野球協会 北堀 学
申請団体より
インドネシア国との間で始まったこのプログラムも4回目を迎えた。今年8月の指導者育成プログラムは,昨年の日本,インドネシア、フィリピン、スリランカ、に加えベトナム,ブルネイから選手と指導者が参加し、6か国で開催することができ、確実に広がりを見せている。11月のASEAN国際野球プログラムも、昨年のインドネシア国ジャカルタ,バリに加え、フィリピン国マニラでも親善試合と野球教室を実施、その合間には,野球キャラバンを行い,いずれのプログラムも思った以上の成果を見せ,成功裡に終了することができた。特に初めて訪問したフィリピンでは,ドゥテルテ大統領,パッキャオ上院議員からお祝いのメッセージを頂戴するなど、大きな関心を集めた。これもアジアセンターの助成金の力があってこそ実施できたものである。本連盟の取組みは今回大きく飛躍した。今後も更なる拡大を 目指すとともに、本プログラムを決して終わらせてはいけないと決意を新たにした。