(1)「インドネシア国での第3回ASEAN国際親善野球大会2018及び野球教室」
11月17日~30日にかけてインドネシアで実施。主に二つのセクションで実施し、ジャカルタのラワマングン球場での第1回ASEAN国際親善野球大会 兼 第3回日イ友好親善野球大会への出場と日本チームによる野球教室の実施が一つ、そしてもう一つがバリ島に渡って各地域での提携大学及び中学高校への野球教室と公営広場にいる子どもたちに声をかけ野球遊びをする突撃野球キャラバンを実施した。野球の試合のみならず、野球教室でのレベル向上及び野球普及を含めた内容となっている。
(2)「日本国及びインドネシア国における野球指導者等人材養成プログラム」
8月9日~9月1日にかけて日本で実施。インドネシアから3名の選手を受け入れ、日本式野球の基礎知識、ルール、野球における体のつくり方や動かし方等を、実戦形式も含めながら実施した。特徴として、毎日日誌を記入させ講師からもフィードバックしたこと、母国に帰ってからも指導ができるように、2人1組の器具をつかわないトレーニング方法等や練習内容の動画約300本をSNS上で共有するなど、今後の継続を見据えたプログラムとなっている。
令和元年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1916/
- 関連する国/地域
- 日本, インドネシア
- 協力団体/協力者
- インドネシア国家青年スポーツ省
申請団体より
日本がインドネシアの選手に野球の基本を教え、それを試合という形で確認することから始まった本事業は、2年の時を経て、インドネシア国家青年スポーツ省との野球提携に関する協定へと発展し、さらに2018年、「国際交流基金アジアセンターアジア・文化創造協働助成」の助成金を受けたことで、「ASEAN国際野球プログラム2018」というプログラムへと発展した。 この「ASEAN国際野球プログラム2018」、は試合のみならず野球教室にも重点を置いた企画をしたことで、フィリピン及びスリランカ国も興味を示し、4カ国での開催に繋がった。 この経験から2019年は「インドネシアでのASEAN諸国野球指導者養成プログラム」を企画しており、既にインドネシア、フィリピン、シンガポール、ベトナム、マレーシア、ブルネイ、東ティモール、スリランカの各国が参加を表明しており、更なる拡大に向けた展望が広がっている。