アセアンの大学と協働し各地の観光資源、観光振興について考査を行うプロジェクト。マレーシア・マレーシア科学大学、タイ・チェンマイ大学、ベトナム・ハノイ大学に加え、2年目となる2018年度はインドネシア・ガジャマダ大学、ラオス・スパーヌウォン大学の2校の参加を得て、6大学で、各地を相互に訪問し、観光資源のうち、特に「食」の観光資源に焦点を当て、学生と協働で調査を行い、新たな観光振興策について研究を行っている。
観光振興策の一つとして、多言語による各地の観光資源の紹介を、Webサイト上で行う試みを行っており、昨年2017年に立ち上げたHeritage Tourism Research Project website(http://heritagetourismproject.org/)に2都市を加え、現在多言語による各地の紹介を作成中である。
さらに、3月29日、30日に京都外国語大学で、本年度の成果発表として、各大学の研究者が一堂に会し、シンポジウムを開催。
事業関連ウェブサイト http://heritagetourismproject.org/
2016年度採択事業 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1633/
2018年度採択事業 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1835/
- 関連する国/地域
- 日本, インドネシア, マレーシア, タイ, ベトナム, ラオス
申請団体より
2018年4月に本学(京都外国語大学)にグローバル観光学科が新設されるのを受けて、本プロジェクトの本学内事業責任部署を国際関係学科から同学科に移管し、より充実した布陣で本プロジェクトをリードする予定である。 また、本プロジェクトを同学科の主要研究項目と位置付ける予定で、本助成により構築できたアセアン主要大学とのネットワークを継続するとともに、より多くの大学の参加を募り、将来のアセアンの観光研究者による共同研究プラットフォームの確立を目指すものである。