東京五輪に向けてラオスに有志のアスリートを派遣し、スポーツを通じた国際貢献を行う。現地での活動を通して、オリンピアンの輩出、ラオスでのスポーツを通した教育の普及、人的交流を深めることを目標とする。「日本の自国のメダルだけで終わらない、アジアのスポーツ文化の発展・強化を目指す」というコンセプトに基づき、活動を行っていく。 今回、ラオスアスリート・コーチ支援事業として、当団体代表為末大ほか有志のアスリート3名を派遣し、2017年1月7日から1月9日までの三日間、ビエンチャンにて障がい者と健常者が共に参加する「インクルーシブ陸上講習会」にて指導を行った。本講習会は、特定非営利活動法人 アジアの障害者活動を支援する会(以下ADDP)がJICAの支援のもと開催し、障がい者14名、健常者11名の計25人が参加した。 また、現地滞在中に教育スポーツ省大臣でありラオスオリンピック委員会代表のSengdeuane Lachanthaboun氏を表敬訪問し、活動の報告と、2020年の東京五輪へ向けて今後も継続的な指導を行うこと提案し、承諾を得ることができた。
平成30年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1813/
- 関連する国/地域
- 日本, ラオス
- 協力団体/協力者
- 特定非営利活動法人 アジアの障害者活動を支援する会 (ADDP)
申請団体より
インクルーシブ陸上講習会は順調に進行し、参加者からも高い評価を受けた。健常者と障がい者が共に取り組むことのできるトレーニングのノウハウを、参加したコーチら自身が学ぶことができただけでなく、今回実施したトレーニングメニュー、トレーニング方法を協力団体であるADDPと共有することができた。当団体としては、ラオスへ継続的にアスリート・コーチを派遣するプログラムを検討中である。