アジアにおけるエネルギーを切り口としたモノづくりやデザインの協働プラットフォームの構築

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成29 (2017) 年度
助成額
JPY 4,011,359
活動国・地域
カンボジア, タイ, 日本, ラオス

我々の提唱するENERGY DESIGNとは、電力やガス等インフラストラクチャーに接続されたエネルギーだけではなく、身体の動力源となる食や人々が集いコミュニケーションすることで生まれるコミュニティ・ダイナミズム等までも「エネルギー」と捉える考え方である。良質なエネルギーのフローの創造によって多様な社会課題の解決を目指すデザインを行っていくことである。 そして従来結びつかなかった食、教育、プロダクト開発、コミュニティ作りなど多様なデザインがエネルギーを縦糸にして柔軟に組み合わさっていく国際的なプラットフォームが、今回立上げに至ったENERGY DESIGN HUB構想である。エネルギーそのものをデザインするだけではなく、エネルギーの視点を持つことで創造活動の捉え直しを行い、新たなデザイン運動を推進する国際的な組織にこれから育てていく。

事業関連ウェブサイトhttp://www.energydesignhub.org/ http://www.energygift.org

関連する国/地域
日本, タイ, カンボジア, ラオス
協力団体/協力者
株式会社 4CYCLE
キングモンクット工科大学

申請団体より

従来、結びつかなかった昆虫研究者やNGO、SF評論家そしてアジアのデザイナーたちが、ENERGY DESIGNをキーワードとして対話を行い、次代のデザイン活動の起点を創出することができた。また、交流できた各分野、専門の方々とは、国際交流基金の助成期間内だけの関係に終わらず、今後の継続的なプランを立てることができたのも、大きな収穫である。将来、より国際的な活動を広げてゆく為の準備が本助成により飛躍的に進んだ。これらの意義ある活動の大きな支えとなった助成に感謝申し上げたい。

関連する事業

活動国・地域

DigiCon6 ASIA

カンボジア,サンボー・プレイ・クック遺跡群の保全に関わる人材育成

国際共同製作『RE/PLAY DANCE Edit』

ひとつの机とふたつの椅子とシェイクスピア one table two chairs meeting 2016

Conference on Asian Linguistic Anthropology (CALA)

東南アジア島嶼部 異文化共同プロジェクト 『島嶼の王国シリーズ:ゴング三部作 』

活動分野

食を通じたアジア・環太平洋の少数民族のエンパワーメント 3か年計画

食を通じたアジア・環太平洋の先住民族のエンパワーメント 3か年計画 (2年目)

2020世界災害語り継ぎフォーラム(2020テルネットフォーラム)

Measuring Social Enterprise Research Exchange and Learning in Asia (MSE-REAL)-Phase 3

女性の創業における障壁に関する調査とその障壁を越えるためのイベントの開催及び報告書の作成

アセアン諸国における企業メセナの促進とネットワーク構築に向けた国際会議

協力団体

アジアにおけるエネルギーを切り口としたデザインの協働プラットフォームの拡張