日本プロ野球名球会では、「名球会国際野球振興プラットフォーム構想」のもと、アジア諸国のカウンターパートとともに、青少年育成を通じた野球の普及と指導者のネットワーク形成を目指した活動を実施。本プロジェクトもその一環として、名球会が長年、国内外の野球教室で培ってきた礼節や思いやりを重んじる日本式野球の基本動作と基礎技術を現地カウンターパートナーと共有し、チームワークや粘り強さと、仲間と楽しくプレーする青少年の育成を行った。また、現地の子供達と野球を通じた交流を行い、相互理解・相互扶助の心を育み、将来のより豊かな社会を創りだすとともに、現地の野球普及状況を理解し、双方の指導法の共有を通したレベルアップを図った。
2016年度採択事業 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1645/
2017年度採択事業 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1732/
申請団体より
フィリピン・カンボジア・シンガポールで各国2日間に渡り野球教室を開催した。 フィリピンでの野球教室参加者の中から、スカラシップ制度で大学へ進学できた子供達が出て来た影響で野球教室への参加人数が年々増加している。 各国共に、野球用具・野球場が不足している。特に野球振興もさることながら野球を通じての国際交流の場にもなりえる野球場が必要であると感じた。 本助成により、より多くのアセアン諸国を訪問できるようになり、本プロジェクトを周知したことで各国間の情報共有も生まれ今後の活動発展に期待が持てた。