IAFT 20≠21 ONLINE

  • アジア・市民交流助成
採択年度
令和2 (2020) 年度
助成額
JPY 599,720
活動国・地域
オンライン

インターディシプリナリー・アート・フェスティバル・トウキョウ、6回目の開催となる今年から来年にかけて、新型コロナウイルスによる世界的未曾有のパンデミックを受け「IAFT 20≠21」と題し、激動の時代を様々なアーティストたちと共にしなやかに呼応していく。予測不可能な未来、2021年を迎える前の第一弾としてIAFTと縁のあるシンガポールのアーティストたちと共に映像上映、オンライン・ライブ・オーディオ・ヴィジュアル・パフォーマンス、トークを日本会場とオンラインで同時配信を行った。日本とシンガポールのヴィデオを使ったアーティストたちが、今日のパラダイムシフトにおける社会秩序を再考するライブ作品を発表した。アートのあり方、見方を模索する、まさに「今」を体験できる貴重な機会となった。

http://i-a-f-t.net/iaft2021_online/

関連する国/地域
日本, シンガポール
協力団体/協力者
西山修平
瀧 健太郎
韓成南
インターミッション
ジェニファー・K. Y.・ラム(ナショナル・ギャラリー・シンガポールキュレーター)

申請団体より

配信をご覧になった方から若手育成をこれからも継続して行ってほしい、作家スタジオ、シンガポールと日本の会場をオンラインでつなげて配信する際のクオリティが高かった、首都圏以外に住んでいるのでオンラインで鑑賞ができた等様々な激励が届いた。 今後の展望としては、National Gallery Singaporeで2020年12月4日~2021年2月5日まで開催される展覧会&オンライン展覧会『Negentropic Fields』でIAFTが海外キュレーターとして参加する。(参加アーティスト:西山修平)また、Singapore Art Week 2021内の企画イベント『Deep Field Cinema』でINTER-MISSION共同事業を行う。(参加アーティスト:韓成南、ラファエル、タスマン・リチャードソン)『IAFT 20≠21 ONLINE』の流れで日本とシンガポールが現代アート、メディアアートでの交流が活発になったことを嬉しく思う。コロナ禍においても継続的に芸術活動を行うことで芸術活動を行う様々な方へ勇気を与えるようなアピールとなったと自負している。これからもオンライン配信が主流となっていくが、ただイベントを代替するための配信行為ではなく、アートイベントにおけるオンライン配信の意義を追求していきたいと考える。コロナの状況下でも国際交流を積極的に行い、草の根レベルでアーティストの芸術活動を応援していきたい。

関連する事業

活動国・地域

東京芸術祭ファーム Asian Performing Arts Camp

テラジア―隔離の時代を旅する演劇―

日本インドネシアの文化理解・社会課題解決型 ファッションデザイン作品共同制作ショー

アジアにはユースの力が必要だ!7カ国の仲間とアジアの未来会議

第2回ミーシャ多文化芸術祭「一緒ならできる! Together In Harmony」

エクスペリメンタル・ワヤン・エクスチェンジプロジェクト

活動分野

草の根の社会包摂型アートプロジェクトの日本・フィリピン間の交流促進とネットワークの構築

S-AIR 2014 Residency Programme -FRONTIER- ASEAN

東アジア・ローカル・コミュニティアート・ネットワーク

リサーチプロジェクト 「町に残るアートとコロニアリズムの跡」

バリ・金谷インターナショナルアートウィーク2016

メコン対話 -アーツマネジメントによるコミュニティの賦活