第3回アジア未来会議 ASEAN「宗教と社会」円卓会議《東南アジアの社会環境の変化と宗教の役割》

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
平成28 (2016) 年度
助成額
JPY 1,436,745
活動国・地域
日本

北九州国際会議場及び北九州市立大学を会場とし、20か国のべ450名の参加者を得て第3回アジア未来会議を開催。
助成対象事業としてASEAN宗教と社会円卓会議:「東南アジアの社会環境の変化と宗教の役割-Religious Responses to Changing Social Environments in Southeast Asia-」を開催。ASEAN4か国の研究者によるCase Presentationを基に議論が展開、聴衆はアジア各国の社会科学、人文科学研究者(大学教員又は博士課程生)であった。
また、Roundtable Discussionでは、今日のGlobalization以前、国民国家形成期のNational Identity形成との深い関わりの中で変容してきた東南アジアの宗教の実情(Thailand、Indonesia、Myanmar)が浮き彫りにされ、議論もNational Identityと宗教の変容、宗教の政治的側面の問題と本来の宗教の役割が失われつつある各国の状況が討議された。
また、National/Localを超えた宗教の普遍的な役割の表象として、フィリピンにおけるカトリックの「気候変動に対する取り組み」についても評価された。

事業関連ウェブサイト http://www.aisf.or.jp/AFC/2021/

関連する国/地域
日本, フィリピン, インドネシア, タイ, ベトナム, カンボジア, ミャンマー, インド, ドイツ etc.
協力団体/協力者
北九州市立大学
北九州市

申請団体より

アジア未来会議は、世界の若い研究者に地球社会、アジアの未来を共に語る場を提供している。
今回、東南アジアの諸宗教のアクティビストと研究者を招き、議論を展開したが、民族と宗教のモザイクと言われる東南アジアの様相を反映して多様な視点からの議論が交わされた。特に、パネリストを若手のアクティビストと研究者に絞ったため、極めて闊達で率直な意見が交わされた。また、参加者の評価も高かったので、今後ともアジア未来会議の景気プログラムとしてASEAN「宗教と社会」円卓会議を継続開催して行くこととなった。

関連する事業

活動国・地域

Rising Indies! Tokyo-Manila

範宙遊泳×The Necessary Stage 滞在制作・公演(シンガポール/東京)

第13回 大阪アジアン映画祭

Zine & self publishing culture research

Tokyo Docs 2020

北村明子 Cross Transit project 『土の脈』

活動分野

Developing sustainable and resilient communities in the midst of climate change

アジアにおけるエネルギーを切り口としたデザインの協働プラットフォームの拡張

ミャンマーにおける人権に関する交流・教育トレーニング

カンボジア, サンボー・プレイ・クック遺跡群の保全に関わる人材育成

30th Asia Pacific Roundtable (APR)

32nd Asia Pacific Roundtable Conference