女性の創業における障壁に関する調査とその障壁を越えるためのイベントの開催及び報告書の作成

  • アジア・文化創造協働助成
採択年度
令和元 (2019) 年度
助成額
JPY2,928,000
活動国・地域
タイ, 日本

2014年に創設されたAWSEN(アジア女性社会起業家ネットワーク)では、国際交流基金の助成を受けて、日本・タイ・インドネシアの女性起業家に対してインタビュー調査を実施すると共に、沖縄及び東京での公開イベントを実施した。 調査では、3年以上事業を継続し、事業を拡大している女性起業家に対象を絞り調査を実施。事業拡大における課題や課題の乗り越え方について調査を行った。
沖縄のイベントでは、県知事にも実際にイベント会場に来て頂いてご挨拶をいただいた他、イベントの様子をライブ配信で流すなどして、多くの人々に参加、視聴していただくことができ、また琉球新報にも大きく取り上げてもらった。東京イベントでは、エクアドル大使にもご参加いただくなど、アジアだけでなく南米の女性起業家の視点も含めて視野を広げる機会を生み出すことができた。 COVID-19の影響もあるが、今後更に女性起業家が国を越えてつながり学びあえる機会をつくっていきたい。

関連する国/地域
日本, インドネシア, タイ, ベトナム, ミャンマー
協力団体/協力者
チェンジ・フュージョン
インステラー
公益財団法人 沖縄県産業振興公社
うむさんラボ

申請団体より

今回の調査及びイベントの成果を、2020年は更に広げて、国を越えた女性起業家同士の学びの機会としてお互いの事業訪問や、国を越えたメンタリングの実施などを検討していたが、COVID-19の影響で中止している。その代わりに、2020年7月からはオンラインセミナーを日本語と英語で開催し、国を越えてアジアの女性起業家たちの今を知ってもらう機会をつくっている。2020年秋頃には、国を越えた女性起業家のギャザリング実施を計画しており、国を越えた行き来が難しい今だからこそ、オンラインでの国を越えた学びや交流の場を生み出していきたいと考えている。

関連する事業

活動国・地域

日本・フィリピン・タイ アジア共同プロジェクト

Thai and Osaka (Japan) Creative Space and Community Art collaboration project

アセアンに於ける多文化交流を観光振興により実現する為の縦断的・横断的研究

3rd SEAFIC Southeast Asia Fiction Film Lab program, sessions 1-3 (2019)

SEAFIC Southeast Asia Fiction Film Lab 2017-2018 Program, Sessions 1-3

Measuring Social Enterprise Research Exchange and Learning in Asia (MSE-REAL) – Phase 2

活動分野

フィリピン、インドネシア、日本の青少年を対象とする環境問題をテーマとした演劇交流事業

日本、インドネシア、マレーシアの協働による津波被災地コミュニティアート事業

日本の遊び文化を通して、知的好奇心を育み交流する「ミャンマー移動型おもちゃ美術館」の巡回開始

アートアクセスあだち 音まち千住の縁

Play Campaign 2019 – Sharing experience of Japanese Adventure playground, the concept of Playworker and advocacy of adventure playground between Japan – Vietnam, in the meaning of modern education view for children

Understanding Your Neighbors: Exploring Narratives of Asian Society in Contemporary Literature

協力団体

Measuring Social Enterprise Research Exchange and Learning in Asia (MSE-REAL)-Phase 3