申請団体が主催する短編映像コンテスト「DigiCon6 ASIA」の応募者・授賞者の中から優秀な日本人若手クリエイター3名を選出し、カンボジア及びラオスにてアジアのコンテンツクリエイティビティーの向上をはかるイベントを開催した。カンボジアでは、2月23日にプノンペンの「愛センター」で、24日にカンボジア最大規模の日本紹介のイベント「絆フェスティバル」にてDigicon6 ASIAの映像作品の上映会とワークショップを行い、両日共に約50名が参加。ラオスにおいても、2月26日に国立の芸術大学で、上映会とワークショップを実施した。併せて両国の国営放送局も表敬訪問し、映像を通じた相互理解の促進を目指すDigiCon6 ASIAの取組について、賛同を得る事ができた。
平成27年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1509/
平成28年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1639/
平成29年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1754/
- 関連する国/地域
- 日本, カンボジア, ラオス
- 協力団体/協力者
- 一般社団法人 ソーシャルコンパス
- 平松 悠
- 伊藤 圭吾
- 山田 みのり
申請団体より
カンボジアにおいて、さまざまな日本文化を紹介する「絆フェスティバル」では、DigiCon6 ASIAの作品上映会とともに、アニメーションのワークショップを開催。日本を代表するアニメ文化を紹介するだけでなく、創る楽しさを若者らと共有することができた。また、プノンペンの「愛センター」でも、同様の上映会とワークショップを実施。最も貧しいエリアに位置する会場に集まった子ども達の真っ直ぐな瞳が印象的だった。 初めて訪ねたラオスでは、国立芸術大学にあたるNIFAにて、リレー形式でストップモーションアニメーションを共同制作する授業を展開。専門の教員が不足し、十分なアニメーション教育が実施できないラオスにおいて、初めてのストップモーションアニメーション授業となった。 アジアの様々な実情に応じて、優れた短編映像を顕彰するだけでなく、優秀なアジアの作品をもとに、映像を見る楽しみ、創る喜びを拡げる活動を、今後も続けて参りたい。