日本タイ市民・青少年 空手道共同研鑽・文化経済相互理解・友好促進事業

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 1,500,000
活動国・地域
タイ, 日本

空手道の共同研鑽を基礎に、日タイの市民・青少年による、双方の国の文化・経済への相互理解や友好親善の促進を図った。 タイでは、1日4時間の空手の合同稽古による交流を軸に、タイ語教室などの活動に加え、ムエタイ体験等の新しい試みも取り入れた。また、在タイ日本国大使館を表敬訪問する機会を得た。更に、現地の多数の青少年や大学OB・OGと接することによって、英語でのコミュニケーション能力の向上が図れただけでなく、タイへの関心も高まり、同時に日タイの国際情勢や経済認識の違いについても理解が深まった。 日本においても空手稽古を軸にして、一橋大学と津田塾大学の学生によるワークショップ、日本語教室、日本文化体験、国立市内見学などに加え、今回より工場見学や書道教室なども実施した。また、平成26年度の弓道体験に続き、27年度は一橋大学合気道部の協力を得、空手道以外の武道にも触れることで、より総合的に武道への理解を深めた。

平成28年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1617/
平成29年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1713/

関連する国/地域
日本, タイ

申請団体より

本事業参加者である日タイ両国の青少年が、空手道を始めとする武道の研鑽を通じた技量の向上や精神の感得の他、両国の産業・生活・伝統文化の実体験やワークショップにより相互理解を深める事ができた。 また、本事業は両国青少年が互いに協働して企画から実行までを行い、主体的に国際交流活動を作り上げていく実践形式を採っており、この過程で英語をベースとしたコミュニケーション能力が磨かれ、マネジメント力が養成されることで、国際交流活動の担い手育成にも繋がっている。 国際交流基金の助成を受け、継続的な活動ができたことで、社会人となった参加経験者の中に、在タイ日系企業へ就職したタイ人や、タイとの共同ビジネスに関与する日本人が増えつつあり、新たな国際交流の萌芽も見られている。 今後も両国青少年による主体的・自立的な国際交流を推進すると共に、本事業参加経験者のネットワークを構築し、更なる相互理解や友好親善の促進に繋げたい。

関連する事業

申請団体

日本タイ市民・青少年 空手道共同研鑽・国際文化交流・友好促進事業

日本タイ市民・青少年 空手道共同研鑽・国際文化交流担い手育成・友好促進事業

活動国・地域

経済発展と国際開発 ~アジアの相互協力の構築を目指して~

アジアの共通課題に取り組む実践家のための相互学習と共創

東南アジアにおける漆工芸を通した文化交流事業

国境や年齢を超えた多文化共生を図るための日本・タイ・ベトナムの三国交流会

タイ・ミャンマー国境を越えた交流とワークショップを通したミャンマーの平和構築事業

日本・ASEAN・ボランティア・サービス(JAVS)

活動分野

日本・インドネシアにおける柔道ならびに柔道整復の交流事業

インドネシアとの教育交流プロジェクト ~フットサル親善試合~

タイ人選手のJリーグクラブアカデミーへの短期留学および交流事業

川崎フロンターレ ドリームチームセレクション

日タイキッズラグビー交流2016

ディアボロミーティング -オンライン 2020-