小池博史演出の「完全版マハーバーラタ」が延期になったことで、視点を変え、可能性を求めて制作した映像作品である。在日本の出演者とスタッフ、来日予定だったASEANの出演者、制作会社が作成に関わり、写真、アニメ、新たに制作する映像、以前の舞台映像、新音楽を縦横に組み込んだ30分の映像作品であり、公開は3月を予定。
完成した映像は東京で上映会を行い、インターネット上で世界の人々に向けて発信する。「マハーバーラタ」の認知度を全世界に向けて高める。小池博史の初映像監督作品である。
- Related Countries
- Japan, Indonesia, Malaysia, Thailand
- Co-organizer(s), Cooperator(s)
- 小池博史ブリッジプロジェクト
- 下町兄弟
- ARS マネジメント
From the Organizer
コロナウイルスがパンデミックとなり、文化芸術活動を今まで通り行うことが難しくなった状況で、国内と国外のアーティストが協力して映像作品を創作し、移動を伴わない国際交流が実現できた。オンラインツールを活用し、出演者やスタッフの関係が強化され、2021年8月に公演を予定している「完全版マハーバーラタ」へ向けてステップアップができた。
2021年2月21日に「壊れた時間のバラタ」のオンラインシンポジウムを行う。Asian Cultural Councilから助成を受けて実施する。作品に参加したインドネシア、マレーシア、タイと日本のアーティストがコロナ禍で経験したこととアジアの芸術文化の状況について語る。アジアと日本で活動しているアーティストが現場でのリアルな状況を語り、理解を深め、コロナ後の活動について考える時間となることを期待する。