第12回アジア国際子ども映画祭北見大会

  • The Grant Program for Enhancing People-to-People Exchange
Grant Year
Fiscal Year 2018
Grant Amount
JPY 1,000,000
Country of Activity
Japan

北海道北見市において「第12回アジア国際子ども映画祭北見大会」を開催。映画制作に取り組む日本各地の子ども達に加え、アジア15の国・地域の子ども達126名が参加した。今年度のテーマは「自己責任」。国内外から応募のあった作品の中から優秀作品を選出し、上映と表彰を行った。 映画祭前日に開催された交流会では、各国の伝統芸能などのパフォーマンス、参加者全員でテーマ曲を合唱し交流を深めた。また、市内の大学・専門学校・高校などで体験学習を実施し、各学校の特色を生かした交流で、日本の社会福祉の状況を体感するとともに、着付けや茶道、書道など日本文化や遊びを体験した。 受賞した作品については、解説書を作成し教育機関等に配布予定。

平成28年度実績 http://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1623/
平成29年度実績 http://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1732/

Related Countries
Japan, Singapore, Philippines, Indonesia, Malaysia, Thailand, Vietnam, Cambodia, Laos, Myanmar, Brunei, 中国, 韓国, モンゴル, 台湾

From the Organizer

北見市においては4回目の開催となった本映画祭は、国内9ブロック及び少年矯正施設から制作者と関係者を招へいすることができ、アジア15の国・地域からも制作者と関係者が参加し、来賓等関係者を含めると1,200人が来場する大きな大会となった。 本大会の応募作品数は、国内212作品と海外253作品の465作品。作品テーマは「自己責任」で、子どもたちが思い描く「自己責任」というものがどのようなものなのか、子どもたちは何に対してどのような「責任」を感じているのか、映画を通して様々な子どもたちの心を感じとることができた。また、事業後に行ったアンケートからは参加者や市民の満足度が高いことがわかり、大きな成果を出すことができたと考える。 映画を制作するということは協調性や責任感が養われ、青少年育成として成果はある一方、制作する事はとても難しく時間を要するため、現代の多忙な子どもたちに浸透させることは容易ではない。日本全国の子どもたちにこの事業を知ってもらうために、小中学校との連携、自治体間のネットワーク、また、高等学校への周知など教育という部門から取り組みを進める必要があると感じる。

Projects related to this Grantee

Organizer

第11回アジア国際子ども映画祭北見大会

第10回アジア国際子ども映画祭

Countries of Activity

アジア太平洋ディスレクシアフェスティバル2017 東京

リサーチプロジェクト 「町に残るアートとコロニアリズムの跡」

アジア・シェルター会議および全国シェルター・シンポジウム 2018

日タイキッズラグビー交流2016

スタディトリップインジャパン2015

マーク・テ『Baling』を通して歴史との向き合い方を考える/上演+レクチャー+リサーチプロジェクト

Field

多様な映画の観客育成プロジェクト(日本・インドネシア編)

第10回アジア国際子ども映画祭

第13回アジア国際子ども映画祭 IN 南あわじ市

Indonesia-Japan “borderless” Film Festival

アジアの若手クリエイター交流事業

Film in Shelter