北海道北見市において、「第10回アジア国際子ども映画祭」を開催した。アジア15カ国・地域の子どもたち150名が参加し、国内外から応募のあった作品の中から優秀作品を選出し、上映と表彰を行った。また、映画祭前日に開催された交流会では、各国の伝統芸能、北見市内の小中学生による合唱や吹奏楽の演奏などで交流した。また、学校訪問や施設見学、スポーツや日本文化等を通して相互交流や意見討論会等を実施し国際交流をはかった。受賞した作品については、解説書を作成、法務省少年矯正施設や教育機関等に配布した。
平成29年度実績 http://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1732/平成30年度実績 http://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1824/
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From the Organizer
映像作品は、各ブロックの制作講座やPRの効果もあり、国内応募作品数が5年ぶりに大きく増加し、また、初めて海外の応募総数を把握でき、612作品という過去最大の作品数となった。 全国の9ブロックの作品制作者124名及び海外からも127名の子どもたちが参加、来賓関係者及び一般来場者等約1,500名が各国地域の作品に触れるとともに、異文化を知る絶好の機会となった。 制作にあたっては、自分たちを取り巻く様々な環境の中で、改めて嫌いなことの意味を考え問いかけ、制作者同士で議論を深めるなど精一杯の取り組みが表現されていた。この映画祭は、子どもたちの想いが詰まった3分間の映像を通して、子どもたちの心の中を垣間見ることができる良い機会となった。