ジャカルタお掃除クラブ日本訪問2 ~日本式お掃除文化をさらに深く考える~

  • Organizer Name ジャパンお掃除クラブ・ボランティア会
  • Japan: 神奈川
    • Environmental Protection/Disaster Prevention
    • Urban and Community Development
  • The Grant Program for Enhancing People-to-People Exchange
Grant Year
Fiscal Year 2016
Grant Amount
JPY 628,769
Country of Activity
Japan

姉妹団体ジャカルタお掃除クラブ (JOC)が行っている、インドネシアでゴミのポイ捨てをなくす活動をサポート。2016年5月にJOCの選別メンバー8名が来日。今回は2回目の日本訪問で、更に深く日本文化としての掃除や規律等を掘り下げた。小学校では、道徳の時間を使って校長先生や先生も含めた対話を行い、学校の生活指導が環境意識の構築に果たす役割を学んだ。東京や大阪でのゴミ拾い活動では、JOCメンバーがゴミを大量に集め、ボランティア活動に対する意識の差について、日本人側に考えるきっかけを与えた。ゴミ工場やリサイクル工場の視察では、細部にわたり日本のゴミ処理を記録。幼稚園での環境活動にも参加し、子どもへのしつけや学校教育の違いについて保護者らと対話し、双方ともに文化的相違についても理解を深めた。

Related Countries
Japan, Indonesia
Co-organizer(s), Cooperator(s)
Jakarta Osoji Club
NPO Green Bird
二ヶ領せせらぎ館

From the Organizer

1)事業を行って得た成果 a) お掃除クラブのボランティア達の活動継続に対する意欲が高まった。ジャカルタでは5年、メダンでは3年、バニュワギでは2年、本日まで止まらずに活動が継続され、助成前は7都市だったお掃除クラブも今では11都市まで拡大した。 b) インドネシアの学校の日本の規律教育への興味が高まり、学校側からお掃除クラブへの学校訪問要請が増えた。 2)今後の展望 a) インドネシア全国にお掃除クラブの活動を普及させていくことを目標に、活動を地道に継続させること。 (継続は力なりに通じる。) b) 日本視察を通じて交流が開始された各団体との継続的な対話、交流活動を行う。 c) 万国共通のボランティアたちの問題点である時間、お金、ノウハウの欠如をボランティアたちの使命感、やる気を国を超えて交流ができる楽しさや喜びで補いながら、いかに活動を継続させていくかが最大の課題。

Projects related to this Grantee

Countries of Activity

ミャンマーにおける寺子屋支援―情操教育(音楽・美術)を通じて―

for Cities Week2021

多様な人々が参加するレジリエントな復興をめざして:世界津波の日制定記念シンポジウム

日本・ASEAN・ボランティア・サービス(JAVS)

インスタント・シティ東京

グローバルワークキャンプ in ASO

Field

インドネシア地域防災構築事業

日本・ベトナムによる環境教育プロジェクト

「僕たちがつくる!未来の街」 友情のレポーター in フィリピン特別編

「あいでみ」 被災地 × 社会変革

-防災レジリエンス・ツールをアジア諸国で拡散する市民ネットワークを構築する- 防災レジリエンス・フォーラム2015 TOKYO

防災文化セミナー「スマトラ沖地震津波より10年を経て」

Co-organizer(s), Cooperator(s)

チリウン川(ジャカルタ市)の清流化を支援する多摩川・チリウン川環境ボランティア交流事業