本事業は、美術教育を受けることが困難なラオスの子ども達に美術の楽しさを知ってほしいという思いから始まり、2010年より継続されている。ラオスの子ども達が創造力や洞察力を養い、人間形成に大きく貢献する機会となることを期待し、今回は、若手アーティストの佐藤悠が、ポントゥン村に3週間滞在し、美術ワークショップを行った。また、日比野克彦(東京藝術大学教授)も加わり、首都ビエンチャンにてポントゥン村での活動の紹介を含めた美術教育についてのセミナーを開催。ラオス教育省、ラオス国立大学、日本大使館、JICAなど約41名が出席する大きなセミナーとなり、ラオス教育省による初等中等教育カリキュラムへの美術教育の導入に向けた良い機会となった。
平成27年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1534/
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