新型コロナウイルスの世界的感染拡大の影響で2020年はディアボロの国際大会も相次いで中止となった。そこで、以前より国際競技会を相互で協力して開催していたDiabolo Malaysia Open Competition実行委員と共同でオンライン交流会、「ディアボロミーティング-オンライン2020-」を企画、実施した。
2020年11月6日にディアボロ競技者及び愛好者で大阪北区民センターに集まり、特別ゲストとして海外を拠点に活躍するサーカスアーティスト浦和新氏を迎え、マレーシア選手とZOOMをつなぎルーティンの発表、浦和氏のワークショップ、交流会を実施した。交流会では参加者から積極的な技の披露に加え、共有(教え合い)が生まれ、短時間で新しい技を習得する参加者もおり、非常に有意義な時間となった。
交流会の後には、交流して得た内容をもとに参加者に後日、動画撮影を行ってもらい、コラボレーション動画を作成、YouTubeでの配信を行った。
プログラム関連ウェブサイト http://diabolo.jp/DMO2020.html
- 関連する国/地域
- 日本, マレーシア
- 協力団体/協力者
- Diabolo Malaysia Open Competition
- 浦和 新
申請団体より
マレーシアでの活動制限令(CMCO)が発令されたことにより開催自体が危ぶまれたが、各協力者に臨機応変な対応をお願いし実現することができた。コロナ禍における事業実施の難しさを実感させられた。
オンラインという形ではあるものの、多くの選手にとっては久しぶりの海外選手との交流となり、自主練習が必然的に多くなる各選手の良い刺激となった。技術習得はもちろんのこと、コロナ後の国際競技会に向けての選手のモチベーション維持には今回のような事業を継続的に行う必要性を強く感じた。
来年度はオンライン上での競技会をできないかという話も出ているので、柔軟な発想で新しい取り組みに挑戦し、アジア間でのディアボロ交流を活性化させていきたいと考えている。