ミャンマーと日本の大学(院)生が参加する学生会議。京都(4日間)・マンダレー(3日間)・ヤンゴン(4日間)にて両国の社会課題や文化の学習・議論、さらには自己分析を行うことで、多角的に物事を捉える力や今後のチャレンジをする上での下地を育てた。 2019年度は「Fostering Sustainability」というテーマの下、3種類のコンテンツを実施した。1.社会課題(Entrepreneurship, Tourism, Tradition & Globalization)では分科会ごとに、各課題に取り組む企業やNPO/NGOを訪問した。2.文化交流では両国の文化発表や、寺院仏閣を訪問した。3.自己分析では自己分析に関わるワークショップを実施した。 以上の成果発表を、参加者は2つの方法で行った。1つはヤンゴン大学にて実施するパブリックイベントである「シンポジウム」にて、現地学生に向けてプレゼンテーションを行い、2つ目は、特設Webサイトに参加者が執筆した記事を掲載し、社会に向けて広く発信した。
平成26年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/pp1412/ 平成27年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/pp1555/ 平成28年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/pp1636/ 平成30年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/pp1826/
- 関連する国/地域
- 日本, ミャンマー
- 協力団体/協力者
- 一般社団法人MIJW -水戸発夢をかなえるプロジェクト
- CCEducare Myanmar
- 島本晴一朗(京都文教大学教授)
申請団体より
昨年に引き続き、今年度も両国での事業開催を行った。日本とミャンマーから参加した大学(院)生らは、開催場所である、京都・ヤンゴン・マンダレーにて自主的に学びを深め、社会へとその学びを発信し、次なるステップへと進んでゆく下地を築けたのではないかと思う。 当団体が国際交流基金に助成事業に採択して頂くのは、今年度で5度目となるが、学生主体で資金調達に難がある中での助成金、また、広報面での協力により、今年度も一定の水準での事業実施が行えた。この場をお借りして、実行委員一同感謝を申し上げたい。