アジア・シェルター会議および全国シェルター・シンポジウム 2018

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成30 (2018) 年度
助成額
JPY 824,664
活動国・地域
日本

ドメスティック・バイオレンス(以下、DV)や性暴力など、女性に対する暴力は、世界各地で深刻な問題として取り組まれている。最近では欧州評議会を中心に、「イスタンブール条約」(女性に対する暴力及びDV防止条約)というグローバル・スタンダードが作られた。また、日本だけではなくアジアの各国でも、DV法やストーカー規制法などの法制度が導入され、民間NGO団体がいわゆる「DVシェルター」の運営やホットライン電話など、被害者支援の担い手として奮闘している。
そうしたグローバル・スタンダード及びアジア各国の問題の現状と被害者支援の取り組みについて情報交換をするべく、台湾やシンガポール、カンボジア、ベトナム、パキスタン、ネパール、東ティモール、インド、オーストリアの民間NGOの関係者が来日。日本の民間の支援者、国会議員、行政の関係者ら約500名と公開シンポジウムで互いに報告を行い、交流、議論を行った。


欧州評議会 イスタンブール条約 https://www.coe.int/en/web/istanbul-convention/about-the-convention

関連する国/地域
日本, シンガポール, ベトナム, カンボジア, etc.
協力団体/協力者
Asian Network of Women’s Shelters

申請団体より

「イスタンブール条約」の詳しい内容や意義について、ほぼ初めて日本の関係者に紹介することができた。これによって日本の対策がより前進する契機となることを願っている。アジアの中でも、特に台湾やシンガポールがとっている先進的な対策を、多くの人に伝えることができた。

関連する事業

活動国・地域

災害からのコミュニティ再生の経験を学び合う日本・インドネシア交流事業

「第8回アジア湿地シンポジウム」 (2017年11月) における「湿地とユース」セッションの企画・運営

こどもたちによる日本とマレーシアの伝統舞踊の交流事業

女性や高齢者が生き生きと暮らす持続的な社会をASEAN女性起業家と考える国際交流事業

「見放されたものの組織化」深化/拡張する現場

Sustainable Education Summit 2017

活動分野

第27回アジア国際ネットワークセミナー

居場所と関係性を再構築する若者のリーダーシップ育成支援事業

現在の東南アジアで生きる性的マイノリティのアーティストによる映像作品の配信およびトークや交流

第5回ろう×セクシュアルマイノリティ全国大会 in 福岡

ミャンマーと日本の若者が共に学び考える「農業の現状と持続可能な食糧生産」アクションプラン

インドネシアなどアジア太平洋5カ国と日本のチェンジメーカー育成・交流事業