タイ、日本、台湾の若者がタイで一緒に歌とダンスの舞台を作り、共通の体験を通じて友情を育んだ。 2015年11月、台湾の4つの大学から選抜された9名の学生と、日本全国から選抜された当団体メンバー27名の合計36名が台湾とタイを訪問。台中で350人の観客を集めて公演を行った後、タイ・チュラロンコン大学(Chulalongkorn University)のAlumni Hallで70名の学生を集めて公演を行った。台湾学生による台湾ポップス、踊り、民謡と日本メンバーによるソーラン節、清元、日本のアニメの歌と踊りを披露。更に、日本、タイ、台湾学生によるタイポップスを披露した後、参加者全員でダンスの交流会を行った。その後、タイの学生3名を加え39名でチェンライに飛び、山岳民族の孤児院メイコックファームにて山岳民族の村人たちと交流した。また、チェンマイではHIV感染孤児院バーンロムサイにて交流会を行った。 これらのプログラムを通じて台湾、タイ、日本の若者同士の理解を深め、今後社会に対してどのような貢献をしていくべきかについて考える機会となった。
平成26年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1408/
- 関連する国/地域
- 日本, タイ, 台湾
- 協力団体/協力者
- ASEAN Community Networks
申請団体より
多くの国の若者が一緒になって歌と踊りの舞台を作り上げるにはお互いに心を開き、お互いを理解することがまず必要になる。このプログラムは4月の一般公募、キャストの決定、6月の台湾でのリハーサル、9月の東京でのサマーキャンプ、11月の台湾、タイツアーまで約8か月の活動を通じて若者が同じ舞台に立って観客に感動を与えるパフォーマンスを作り上げるにはどうしたらよいかを話し合い、練習を積み、ツアーを作り上げるプログラムである。参加者はすべて歌と踊りには経験のない学生たちが中心になっている。しかし舞台に立って自分たちを観客に見せるには言葉の壁を越え、お互いを理解し合い、力を合わせなくてはならない。 ツアーを終えて台湾のキャスト達と台北空港で別れるとき参加者たちは抱き合い、涙を流して別れを惜しんだ。その後も長く友情を保つことと思う。 2017年は日本、台湾のキャストに加えてフィリピン、韓国からの参加者を募集し、台湾、マニラツアーを企画している。