シンガポール「COOL JAPAN」交流事業

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 876,395
活動国・地域
シンガポール

自然と共に生きている日本人気質を広く外国人に知ってもらい、日本及び日本人理解に繋げるため、シンガポールで全3回の交流活動を行った。 1回目は、世界無形文化遺産にもなっている「和食」から特に人気の高いすしに焦点を絞り、すしの起源や正しい食べ方の基礎知識とともに実演を行った。すしの奥深さを伝えることで、日本人の感性や繊細さへの理解を深めた。2回目は、日・シンガポール外交関係樹立50周年を記念して開催された「日本文化フェスティバル」の中で、日本企業勤務者や日本語学習者を対象に「日本の一般常識」の講習を行った。3回目は、日本文化や日本人の習慣について講習した。伝統的なお正月や、訪問時の心得、江戸玩具の紹介と遊び方等を紹介することで、日本の伝統行事への理解と日本人気質の理解に繋げた。

関連する国/地域
日本, シンガポール

申請団体より

シンガポール交流事業の講習中に、質疑・応答や興味などを調査し、現地の人が知りたい事柄や理解しにくい内容をまとめた、『クールジャパン一般常識』(英訳付き書籍)の完成・出版に至った。2017年4月8日には、さらに英語訳を解りやすくした“改訂版”を電子書籍で発行することが出来た。 当事業をきっかけに、当団体の活動に興味を持つ人が増え、国内で開催している各種「日本文化講習」を通じて、日本人と外国人との交流の場が広がっている。書籍のスペイン語版やインドネシア語版も依頼されていて、さらなる発展に繋がっている。 助成を受けたことで、シンガポールでの交流事業を積極的に行うことができ、日本の次世代にも、海外講習の場を作ることができた。この経験から、新しい事業や草の根レベルのさらなる交流の発展を進めており、当団体の理念でもあるグローバル人材の育成に繋がっている。 また、講習参加者から、更なる日本への興味と理解を深めるため、日本に行ってみたいという意見の人が増加したのと、現地の信頼ある人脈の構築に繋がったことは、非常に貴重であると思っている。

関連する事業

活動国・地域

IAFT 16/17

アジア学生サミット2016

日本×シンガポール 国際ワークショップ「ダイバーシティ&インクルージョンのためのデザイン」

「見放されたものの組織化」交流プログラム

劇団角笛シンガポール公演

シンガポールにおける少年軟式野球国際大会の開催(共催)及び選手派遣

活動分野

日本×シンガポール 国際ワークショップ「ダイバーシティ&インクルージョンのためのデザイン」

IAFT 20≠21 ONLINE

マレーシアにおける大人の塗り絵体験セミナー事業

日本・インドネシアにおける「ものづくり」を通した芸術文化と人材交流プロジェクト

ラオスにおけるアート教育推進事業

東京芸術祭ファーム Asian Performing Arts Camp