スタディトリップインジャパン2015

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成27 (2015) 年度
助成額
JPY 396,980
活動国・地域
日本

アジアの法学生が学術・文化交流を通して、母国からアジア地域へと視野を広げて国境を越えた絆を作ることを目的とする事業。2015年8月、The Asian Law Student's Association(ALSA)加盟16カ国・地域から、8カ国・地域の法学生36名を日本に招いて交流事業を実施した。 5日間の日程で、ディスカッションでは「法の濫用」「先端技術と法規制」「環境問題の法的枠組」の3つのテーブルに分かれ、参加者が事前に執筆したエッセイ及びレジュメに基づいて議論を行った。また、都内各地を視察し日本の文化、芸術や建築、経済市場のありさま、技術力の高さを学んだ。

関連する国/地域
日本, シンガポール, インドネシア, マレーシア, タイ, 韓国, 台湾, 中国
協力団体/協力者
ALSA International

申請団体より

今回の企画は、近年注目を集めている「コト消費」を取り入れた企画であった。単に知識を得て、ディスカッションにおいてそれら知識に深みをもたせるだけでなく、日本の文化と芸術を”体感”してもらう内容であった。計8カ国のアジアの法学生と社会問題等に関して意見を交わし、多くの日本人学生が刺激を受けたと同時に、”おもてなしの心”を持ち、日本らしさを伝える難しさにも気付かされた企画となった。 とはいえ、課題も存在する。ディスカッションのテーマと実地研修の関連性を分析し、昇華する時間が十分にとれていなかった事だ。例えば、日本の最先端技術を体験、あるいは日本の抱える環境問題を現場で学ぶ手法などが有効的であろう。当団体としては、3年後「約200名規模の国際会議の日本支部主催」を目標に掲げ、現在日々の活動に取り組んでいる。 今回助成を頂き、今後の活動に幅広い可能性を感じ、自信に繋がった。有名学生団体が数多く存在する今日、昨年20年目を迎えた当団体も、如何にして信念を持って知名度向上へと歩めるか、日々成長していきたい。

関連する事業

活動国・地域

ミャンマー(少数民族)衣と食文化の夕べ

「ワークショップを通じた子どもの絵の国際交流」事業 ~日本・ミャンマー外交関係樹立 60周年記念事業~

マレーシアの伝統芸能と舞踊の紹介とワークショップ

第一回 熊谷市国際ラグビー交流会 2019

日本・インドネシアにおける柔道ならびに柔道整復の交流事業

こどもたちによる日本とマレーシアの伝統舞踊の交流事業

活動分野

伊勢原とバリ島をつなぐ小さな親善大使たち2・農業交流6(伊勢原とバリ島の国際交流8)

International Development Field Camp for Myanmar and Japan Youth Leaders

アセアン保育者と日本作家が協働する、幼児児童向絵本・紙芝居の翻訳・共作・実演をベトナムで始める事業

フィリピン共和国パンガシナン州立大学と協働の市民交流事業

ミャンマーと日本をつなぐ旅

カンボジア・東北・北九州のこどもたちをつなぐ「Smilink Action」