「コレクティフ・アジア」は、日本のNPO法人映画保存協会、ヤヤサン・チプタ・チトラ・インドネシア、タイ・フィルムアーカイブ(公共機構)が共同で立ち上げた無料オンライン配信のためのプラットフォームである。映画作品の鑑賞と対話を通じて互いに学び合うことを目的とし、6ヶ月にわたりインドネシア・日本・タイの3カ国から現代映画と古典映画の上映、ゲストを招いたトーク・セッション、講師が作品の背景を深く掘り下げるレクチャーを全6プログラムお届けした。キュレーターはリサボナ・ラフマン(インドネシア)、サンチャイ・チョーティロットセラニー(タイ)、碓井千鶴(日本)の3名が務めた。なお、トーク・セッションとレクチャーの記録はすべて特設ページで公開している。
コレクティフ・アジア(Kolektif Asia)特設ページ [英語、インドネシア語、タイ語、日本語]
https://kolektiffilm.id/kolektif-asia
- 関連する国/地域
- インドネシア, タイ
- 協力団体/協力者
- ヤヤサン・チプタ・チトラ・ インドネシア
- タイ・フィルムアーカイブ(公共機構)
申請団体より
新型コロナウイルス感染拡大の状況が長引くなか、オンラインの文化交流事業として開始した本事業だが、今後も継続的に上映や対話の機会を創出するイベントを実施していきたいと考えている。アジアにおける歴史的、文化的、社会的な課題を共有し、対話を重ねることで、相互理解をより深めていきたい。また、近い将来それぞれの国に集まり、直接対話できることを願っている。