本事業は、日本とフィリピン二国の若者が国を超えてオンラインで交流し、グローバル社会が抱える共通課題に対し、海外のユースと手を取り合って共創し、改善の糸口を見つける次世代リーダーの育成プログラムである。日本の大学生が現地の同年代のユースと交流し、社会課題を起点に未来に発信していくためのアドボカシー映像ワークショップも実施した。プロジェクト終了後は、LOOBが提携する高校や大学機関に映像を教材として利用してもらい、また学生層のアクションを促していく予定だ。
申請団体より
社会課題に対する啓蒙活動は多々あるものの、今般のグローバル社会において国をまたいで発生している様々な課題の本質を見極めるプログラムは少ない。特に国際協力の分野では、先進国から途上国への支援という形が主流であるが、私たちは、本事業を通じて、相互の国の状況に対して共通の課題を発見し、一緒に未来を見据えて活動する視点を大切にした。NPO法人LOOB JAPANは2021年春には日本の中学・高校・大学機関と提携し、未来共創のアイデアソンキャンプで若者の視点を取り込んだごみ問題を扱ったアドボカシー映像を広く配信していく予定だ。