「アジア言論人会議」は、日本及び東南アジアの発信力と影響力を持った論者や実務者が政治、経済、社会面での課題をオープンな場で議論を行い、市民社会に発信することでアジアの民主主義の強化と共通課題の解決を促進することを目的に設立された対話の舞台である。2016年の事業開始以来、過去3年間の事業期間中に各国の人的ネットワークの拡大・強化しながら、4回にわたる公開フォーラム(「アジア言論人会議」)をはじめ多くの有識者との非公開を含めた対話を行い、2018年11月にアジアの次世代のリーダーが参加する「アジア言論人フォーラム」を創設した。会議と連動し、民主主義に関するアジア5カ国での共同世論調査を実施している。
第4回アジア言論人会議セッション2「アジアの民主主義の目指すべき姿とは」
http://www.genron-npo.net/future/archives/7115.html
第4回アジア言論人会議 非公開会議 報告
http://www.genron-npo.net/future/archives/7113.html
2015年度採択事業 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1557/
2016年度採択事業 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/ja/grant/cc1627/
- 関連する国/地域
- 日本, フィリピン, インドネシア, マレーシア, インド
- 協力団体/協力者
- インドネシア戦略国際問題研究所
- ワヒド研究所
- ムルデカセンター・フォー・オピニオン・リサーチ
申請団体より
「アジア言論人会議」は、「民主主義」をテーマに、日本と東南アジアの有力なオピニオンリーダーや専門家をつなげ、3年間にわたり公開、非公開の対話を重ね、最終的に日本やアジアの次世代の政治リーダーが参加する「アジア言論人フォーラム」の設立を実現させた。同時に、民主主義に対する当該国の国民の問題意識や認識を詳しく分析・把握するため、多国間の共同世論調査を実施してきた。日本が民主主義を軸にアジアの国々と協力関係や連携を促進した、今までにない新しいトラックⅡの対話として国内外の専門家やメディアからも注目される対話の場となった。2018年11月以降も「アジア言論人フォーラム」のネットワークを基盤に、アジアの民主主義の強靭化を目指し、対話を継続する予定である。