2016年10月31日から11月2日まで、京王プラザホテル(新宿)にて、第15回アジア学長フォーラムを開催。申請団体は日本で初めて幹事校を担い、アジアを中心とする12か国・地域、39大学(教育機関)、104名の学長をはじめとする教育関係者を集め、「アジア高等教育のグローバルな多様性への架け橋」をメインテーマに、活発な議論を行った。
アジア学長フォーラムは、アジア諸国の大学間協力の結果、タイのシーナカリンウィロート大学と中国の複数の大学が幹事校となり創設。毎年1回開催しており、これまで中国、韓国、台湾、ASEAN諸国を会場として、14回開催されてきた。
- 関連する国/地域
- 日本, フィリピン, インドネシア, マレーシア, タイ, カンボジア, バングラディシュ, 中国, 韓国, 台湾, イスラエル, ポーランド
- 協力団体/協力者
- バンコク大学
申請団体より
「アジア地域の高等教育全体の質向上」の一環として、日本でこのフォーラムを開催できたことは画期的であった。成果としては、「アジア高等教育のグローバルな多様性への架け橋」をメインテーマに、高等教育機関のグローバル連携、人材育成等に焦点をあて、全大会、分科会で議論を重ね、参加機関と知的交流及び情報共有を図ることができたことである。
国内外から多くの参加者を集め、物価の高い東京で国際的なフォーラムを実施するためには、参加者が持ち寄った会費や一機関の資金だけでの運営は容易なことではない。本助成に採択していただいたおかげで、事業目的を達成し、国際交流に寄与することができた。
今後は、交流を持つことができた機関との学術連携や人的交流に関する協定の可能性を模索し、特にASEAN諸国の機関については、積極的に連携を呼びかけていく。