空手道の共同研鑽を基礎に、日タイの市民・青少年による、双方の国の文化・経済への相互理解や友好親善の促進を図った。 タイでは、タイ語教室など昨年同様の行事に加えタイダンス教室も行った。日本人参加者は、現地で多数の青少年に接することで、タイへの関心も高まり、互いの理解を深めることができた。 日本では、空手稽古に加えて、地域のボランティアの協力により国立市内観光や着付け教室を実施。工場や防災施設の見学など、日本の産業や防災先進国としての取り組みなどを見学し、日本への理解を深めた。
平成27年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1538/平成29年度実績 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/grant/pp1713/
- 関連する国/地域
- 日本, タイ
申請団体より
本事業は、日本・タイ両国の市民・青少年の主体的かつ自立的な国際交流活動を推進し裾野の拡大を図ると共に、両国の相互理解や友好親善を更に深める事業として実施している。本事業の企画から実行までに亘って、両国青少年が互いに協働し、単に所定の与えられたプログラムをこなすのみならず、自らが主体的に国際交流活動を作り上げている。なお、本事業に参加し社会人となった青少年の中には、本事業への参加を契機に、タイの日系企業(商社・航空会社等)或いは日本の大学へ就職したタイ人や、タイとの共同ビジネスに参画する日本人が増えてきており、当初の目的である国際交流の実現と共に、その担い手も育成されており、新たな国際交流の成果が上がりつつある。今後もこのような成果を質量ともに拡大させていくことにより、様々な領域での国際交流事業を持続的に発展させていきたい。