ネクストジェネレーション・イン・アジア 児童青少年演劇次世代計画プログラム

  • アジア・市民交流助成
採択年度
平成28 (2016) 年度
助成額
JPY 750,000
活動国・地域
日本

平成27年度よりスタートした、申請団体とASSITEJ (International Association of Theatre for Children and Young People:国際児童青少年舞台芸術協会) 日本センターの共同プログラムの2年目。国際共同創造活動ならびに芸術交流に関心のある、児童青少年演劇の未来を担うアジアの演劇人を募り、東京にて3年かけて作品づくりを行う。 平成28年度は、海外から11名、日本国内から8名の演者が東京に集まり、「ファンタジー」をテーマに1週間のワークショップを行った。最終日には、100名弱の観客が集まり、ワーク・イン・プログレスとしてプレゼンテーションを行い、小さな子どもから大人まで幅広い層が鑑賞を楽しんだ。 あらゆる国境を越える舞台芸術を、次世代を担うアジアの若い世代による共同制作により実現するという目的のもと、作品はノンバーバルのものとなり、日本のみならず世界中のどの国でも上演できる可能性をもつ作品となる予定。

関連する国/地域
シンガポール, フィリピン, タイ, etc.
協力団体/協力者
ASSITEJ – International Association of Theatre for Children and Young People

申請団体より

これまでの参加者の多くが各国で活躍しており、アジア各国の児童・青少年演劇の質の底上げに貢献している。アジア児童・青少年演劇の牽引者となることは間違いなく、すでに交流が活発化し、コラボレーション作品が生まれている。今回、新たに創造された作品は、さらに精度を増して、2018年に日本で行われるアジアフェスにて各地で上演される運びとなっている。今後はアジアだけでなく、その他の地域で行われている国際フェスティバルで上演されることも期待している。2020年には、オリンピック開催に向けての文化事業としてアシテジ世界大会の開催を準備しているが、それに向けて継続する。

関連する事業

活動国・地域

第13回アジア国際子ども映画祭 IN 南あわじ市

アジアン・フィルム・ジョイント

ミャンマーにおける寺子屋支援―情操教育(音楽・美術)を通じて―

フィルム・イン・シェルター 映画の停泊地

Sustainable Education Summit 2017

チャイルド・エイド・アジア2016

活動分野

ジョグジャカルタ市における人形劇 “What is it like to be me?”の上演と関連ワークショップ、レクチャー、シンポジウムの開催

マレーシアの人形劇ポテヒ -多民族国家の文化実践を知る

「東遊-あるいはあの日の恩情」日本公演

テラジア―隔離の時代を旅する演劇―

壊れた時間のバラタ〜Mahabharata~ 全篇の短編映像を作る

マーク・テ『Baling』を通して歴史との向き合い方を考える/上演+レクチャー+リサーチプロジェクト