2016年8月1日、東京にて「気候変動とたたかうアジアの人々」と題し、気候変動問題や防災をテーマとした国際シンポジウムを開催。関係者を含めて170名が参加した。シンポジウムでは、アジア各国で環境問題に取り組む諸団体 (アジア太平洋地域、ヨーロッパを含む18団体25名) と、各国で起きている気候変動影響の現状や対応策について共有し、今後の連携協力に向けた契機とした。気候変動や国際協力に取り組む日本の複数の市民団体にも呼びかけ、多様な視点や経験を共有した。 また、その後4日間の日程で、今後の連携も含めた個別の意見交換や報告会を行い、日本の環境問題や草の根の取組みに関し、話し合った。
- 関連する国/地域
- フィリピン, マレーシア, etc.
申請団体より
日本とアジア諸国の環境団体は、国際的に見れば連携の必要があるにも関わらず、地理的な往来しにくさもあり、情報共有や交流は活発とは言えない。今回の国際シンポジウムと個別の意見交流によって、コミュニケーションを深め、アジア地域での持続可能な社会づくりと継続的な連携や意見交流に向けた基盤を強化することができた。 協力団体やシンポジウム参加者など日本の市民にとっても、アジア各国のメンバーから生の声を聞くことは、今後の活動に向けて大きな動機付けとなり、視点を広げる意味でも貴重な機会であった。今後の継続的な市民交流に向けて重要な一歩とすることができた。 今後も、気候変動をはじめとする諸問題について、アジアの環境団体や市民の直接の声を日本で共有し、日本の環境政策を国内レベル・国際レベルで改善していくために活動を継続したい。