渡航直前の12月7日にインドネシア・スマトラ島アチェ州ピディエ・ジャヤにてマグニチュード6.5の直下型地震が発生したため、現地の状況に即した形の被災地支援活動へと事業内容を切り替えた。
クライシスマッピング:当初、災害についての資料の利活用を促し、将来の減災。防災に資することを目的に、日本、インドネシアでのワークショップを企画。地図による災害支援活動を開始し、被災地の地図作成及びパノラマ写真撮影(12,000枚)、ドローン空撮を実施。
避難所ワークショップ:避難所に避難中の児童を対象に、防災と心のケアワークショップを開催。防災ワークショップは、地震発生時の3つの避難行動を歌で教えた。また、心のケアとして今の心境を絵でまとめるワークショップも実施。
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From the Organizer
本来、アチェ津波に関するアーカイブ制作と、地元住民の防災コミュニティの形成に関する活用をする予定であった。しかし、渡航直前の12月7日に、アチェ州にて地震が発生したため、災害支援に活動内容を切り替えた。支援内容は、現地への生活物資の提供、災害状況を把握するための地図作成(クライシスマッピング)、今後の余震に備えた防災ワークショップを開催した。
本来の計画通りの活動が展開できなかったが、この震災に対して、迅速に対応できたことは、組織として評価できると考えている。本助成を受けたことで、災害対応ができる組織へと活動の幅を広げることができたのは、意義のあることであった。