兵庫県南あわじ市において「第13回アジア国際子ども映画祭IN南あわじ市」を開催した。 アジア15の国と地域の子ども達128名が参加し、国内外から応募のあった作品の中から優秀作品を選出し、上映と表彰を行った。 映画祭前日に開催された交流会では、各国の伝統芸能などのパフォーマンス、参加者全員でテーマ曲を合唱し交流を深めた。また、市内の大学・高校・中学校などで体験学習を実施し、各学校の特色を生かした交流で、日本の学校生活を体感するとともに、着付けや茶道、書道など日本文化や遊びを体験した。 受賞した作品については、解説書を作成し教育機関等に配布した。
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From the Organizer
5年ぶりに南あわじ市での開催となった本映画祭は、国内9ブロック及び少年矯正施設から制作者と関係者を招へいすることができ、アジア15の国と地域からも制作者と関係者が参加し、来賓等関係者含め700名が来場する大会となった。 本大会の応募作品数は、国内141作品と海外329作品の470作品。作品テーマは「迷惑をかけることとは?~自分だけが、良ければいいか?人のことも考えてあげられるか?~」で、子どもたちが思い描く「迷惑をかけること」というものがどのようなものなのか、映画を通して様々な子どもたちの心を感じとることができた。 また、日本各地やアジア15の国と地域の子ども達が一堂に会する稀有な機会であり、前日の交流会や映画祭終了後のアフターパーティなど、お互い交流をする機会を何度も持てたことで、異文化理解を促進することができた。