Click the Translation button below for English.【採択時の概要】 日本でのこれまでの蓄積、特に東日本大震災後の取り組みをもとに、同じ津波の被災地であるインドネシア・アチェに、コミュニティアートの手法を紹介し、現地協力者と協働で事業を企画・実施する。あわせてアチェ側からアーティストや企画者を招へいし、日本における実践にも加わってもらう。アートを通して社会課題を可視化し、共有していくコミュニティアートの手法を用いて、日本とインドネシア双方の社会課題を相照らしつつ人材育成やネットワーク形成をはかる協働事業。
Achievements of FY 2019 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/en/grant/cc1915/
Achievements of FY 2018 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/en/grant/cc1832/
Achievements of FY 2016 https://grant-fellowship-db.asiawa.jpf.go.jp/en/grant/pp1614/
- Related Countries
- Japan, Indonesia
- Co-organizer(s), Cooperator(s)
- Aceh Community Art Consorsium
From the Organizer
プロジェクトを行う中で、震災遺構や関連する人々がもっていた誰も知らなかったストーリーが数多く「発見」されたことは本プロジェクトの大きな成果の1つと考えている。そのようなストーリーが「発見」されたことで、日本人・アチェ人双方が震災そのものや防災を考えるきっかけとなった。また、日本とアチェの双方でフィールドワークを行い交流を深めたことで、アーティストだけでなく自分自身を「アーティスト」として自覚していない人々も表現者としてプロジェクトに参加するという成果も生まれている。さらに、2018年度はイベント的な催しからよりコミュニティの人々の対話へと深化させることや、より双方のスタッフの協働でプロジェクトの企画・運営を行っていきたい。 助成そのものはもちろんですが、職員の方々とのコミュニケーションやあたたかい助言があったからこそ、貴重な成果や課題が生まれたことに、メンバー一同感謝している。